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レースレポート

F3オーストリア:レース2最終周にドラマ。ヒューズ優勝、プレマ勢が同士討ち

FIA F3オーストリアのレース2は、ジェイク・ヒューズ(HWA)が優勝を飾った。

Jake Hughes, HWA RACELAB

写真:: Jerry Andre / Motorsport Images

 FIA F3第3ラウンド、オーストリアのレースが行われ、終盤の波乱でポジションを上げたジェイク・ヒューズ(HWA)が優勝した。

 気温22度、路面温度35.6度というコンディションで、24周のレース2がスタート。好スタートを見せたのが2番手スタートのヒューズ。ホールショットを奪うが、ポールポジションのリリム・ツェンデリ(チャロウズ)も意地を見せ、ターン3でトップを奪い返した。

 3番グリッドのペドロ・ピケ(トライデント)はターン1で接触し大きくポジションダウン。16番手スタートの角田裕毅(イェンツァー)は14番手、30番手スタートの名取鉄平(カーリン)は22番手とポジションを上げて1周目を終えた。

 3番手はプレマ・レーシングのマーカス・アームストロング、ロバート・シュバルツマンがチームメイトバトルを展開。アームストロングがヒューズに仕掛けた隙を狙い、シュバルツマンが3番手に浮上し、その後ろ5番手にレース1ウイナーのユーリ・ヴィップス(ハイテック)が迫った。

 4周目のターン1では、トップを走っていたツェンデリがオーバーランしてしまった。これでヒューズがトップに浮上し、ターン4でシュバルツマンがツェンデリを交わし2番手。シュバルツマンはペースが良く、翌周にはヒューズも交わしてトップに立った。

 アームストロングもファステストを叩き出し、7周目に2番手浮上。プレマがワンツー体制を築いた。後続は各車がDRSを使い合って1列縦隊でレースが進んでいくが、その中で角田は11番手まで浮上した。

 しかし、シュバルツマンを先頭に次第にトップ3が抜け出していく展開となっていく。そんな中、イー・イフェイ(ハイテック)が12周目にマシンをコースサイドに止めたため、バーチャル・セーフティカー(VSC)が出された。どうやらベント・フィシュカーフ(HWA)と接触があったようだ。

 13周目にレース再開。このタイミングでトップ3が接近するも、シュバルツマンがうまくアームストロングを抑えてトップを守った。後続では、角田がオーバーテイクを成功させ、10番手とした。

 しかし、角田はリチャード・フェルシュフォー(MPモータースポーツ)に弾かれるようにコース外に出てしまい、13番手までポジションを落としてしまった。後に、フェルシュフォーには5秒のタイム加算ペナルティが出された。

 プレマ勢に食らいついていた3番手のヒューズが徐々に遅れてしまい、優勝争いはシュバルツマンとアームストロングの一騎打ち状態に。20周目のターン3でアームストロングが前に出るも、DRSを使ってターン4でシュバルツマンがトップを取り返すなど、抜きつ抜かれつの熾烈なトップ争いを展開した。

 すると、21周目のターン3でカンポスのアレキサンダー・プローニとセバスチャン・フェルナンデスが接触。プローニがブレーキで姿勢を崩し、同士討ちを演じてしまった。

 これでこのレース2度目のVSCが発動。23周目にレースが再開され、シュバルツマンが先頭でファイナルラップに突入した。

 DRSを使ったアームストロングは、ターン3までにシュバルツマンの前に出るが、ターン3のブレーキングでまさかのクラッシュが発生してしまう。両者が必死のブレーキングを見せるも、シュバルツマンがアームストロングに追突する形となってしまったのだ。アームストロングは止まりきれずにオーバーラン。さらに右リヤタイヤをパンクしてしまったことで、19位フィニッシュとなった。

 一方のシュバルツマンはフロントウイングにダメージを抱えペースダウン。迫るヒューズを抑え、なんとかトップでチェッカーを受けた。しかし、アームストロングとの接触で5秒のタイム加算ペナルティを出されてしまった。

 これにより、優勝がヒューズ。4.7秒差でユアン・ダルバラ(プレマ・レーシング)が2位となった。シュバルツマンは、3位でなんとか表彰台に上がった。

 角田は終盤にもポジションを上げたが、11位で惜しくもポイントが得られるトップ8に食い込めず。名取は22位でチェッカーを受けた。

【リザルト】FIA F3第3ラウンド オーストリア:レース2結果

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