F3スパ:レース1はツェンデリがポールから逃げ切り。F3初優勝を飾る
FIA F3第7戦スパのレース1が行なわれ、リリム・ツェンデリ(トライデント)が優勝を果たした。
写真:: Formula Motorsport Ltd
FIA F3第7戦スパのレース1がスパ・フランコルシャンで行なわれ、リリム・ツェンデリ(トライデント)が初優勝を飾った。
ポールポジションスタートのツェンデリがトップをキープ。テオ・プルシェール、アレクサンダー・スモリャルのARTグランプリ勢が続いた。後方では接触もあり、タイヤを壊しスローダウンを強いられるマシンも数台あったが、セーフティカーなどは出されずレースが続けられた。
しかし3周目、アレッシオ・デレッダ(カンポス)がスピンしクラッシュ。これによりバーチャルセーフティカーが出された。
5周目にレースが再開されると、デビッド・ベックマン(トライデント)が最終シケインでスモリャルをオーバーテイク。しかしスモリャルも離されず、サイドバイサイドのバトルを展開。一度は3番手を取り戻すが、7周目には再びベックマンが前へ。その後も2台はバトルを続けながらラップを重ねた。
ベックマンとスモリャルが3番手を争う間に、トップ2台は隊列から抜け出していった。トップのツェンデリはプルシェールをDRS圏内に入れず、2秒前後のギャップを保ちながらゴールを目指した。
最後は4秒までリードを広げたツェンデリが危なげなくトップチェッカー。FIA F3での初優勝を挙げた。2位にはプルシェール、3位はベックマンとなった。
ベックマンから離されたスモリャルは、オスカー・ピアストリ(プレマ)の追い上げにあい、フィニッシュ直前にサイドバイサイドに。それでも0.5秒差で先にチェッカーを受け、4位となった。
ポイントリーダーとしてこのレースを迎えたローガン・サージェント(プレマ)は、レース中盤に5番手を走行。スモリャルにプレッシャーをかけていたものの、エンジンにトラブルが発生しペースダウン。なす術なくポジションを落としていった。8位でなんとかレースを終えたサージェントだが、ピアストリが5位に入ったことで、ポイントリーダーの座を奪われた。
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