レースレポート

FIA F3 Spa-Francorchamps

F3ベルギーレース2:角田裕毅、2位表彰台! 名取も初ポイント獲得で日本勢が躍進

FIA F3第6ラウンドベルギーのレース2が行われ、マーカス・アームストロングがポールトゥウィンを果たした。角田裕毅は2位表彰台を獲得した。

永安陽介

編集: 2019/09/02 6:21

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

Yuki Tsunoda, Jenzer Motorsport

 スパ・フランコルシャン・サーキットでFIA F3第6ラウンドのスパ・フランコルシャン戦レース2が行われ、マーカス・アームストロング(プレマ)がポールトゥウィンで今季2勝目を挙げた。

 8月30日(土)のFIA F2のレースでアンソニー・ユベールが事故死したことを受け、レース前には1分間の黙祷が捧げられた。

 上空は厚い雲に覆われており、気温16℃、路面温度24℃というコンディションで17周のレースのスタート時刻を迎えた。

 スタートではポールポジションのアームストロングが良いスタートを切り、そのままホールショットを奪って先行。また角田裕毅(イェンツァー)はスタートでポジションを2番手に上げ、そこにクリスチャン・ルンガー(ARTグランプリ)、ロバート・シュワルツマン(プレマ)、ユアン・ダルバラ(プレマ)といった並びで隊列が組まれた。名取鉄平(カーリン)は11番手だ。

 オープニングラップの最終シケインで、リアム・ローソン(MPモータースポーツ)がスピンを喫してしまったが、大きなクラッシュに発展することはなく、すぐにグリーンフラッグが振られた。

 先頭のアームストロングは早くも独走体制を築きつつあり、2番手の角田は1.8秒の差をつけられてしまった。

 アームストロングが逃げる中、角田は徐々にルンガーに迫られてしまう。その後ろではダルバラが5番手に浮上し、シュワルツマンを追った。

 だが、4周目にセーフティカーが出動したことでギャップはゼロに。シモ・ラークソネン(MPモータースポーツ)が、タイヤバリヤに車体をめり込ませるクラッシュを喫してしまったためだ。

 レース約半分の8周目にセーフティカーランの終了のアナウンスがされ、レースが再開された。

 再スタート後、角田はルンガーに攻め立てられるが、ここはなんとか抑えきって2番手を守った。その間に先頭のアームストロングが徐々にギャップを広げ始め、次周には1.4秒まで差が広がった。

 11周目にDRS使用が解禁される頃には、3番手ルンガーと4番手シュワルツマンが接近。ルンガーはシュワルツマンをいなしつつもDRSを作動させて角田を追う展開となった。

 トップのアームストロングはギャップを2秒以上に拡大。再び独走体制に入った。

 残り3周、ルンガーが再び角田に接近。ケメルストレートで一気にギャップを詰めると、そのままインに滑り込んで2番手を奪い取った。

 3番手に後退した角田だが、残り2周のケメルストレートでDRSを活用して並ぶと、ブレーキングを遅らせてルンガーのインへ飛び込み、オーバーテイクの”やり返し”に成功。これで角田は2番手に浮上した。

 角田はルンガーの反撃を許さずに、そのまま1秒以上のギャップを築いて逃げ切りを計る体制へと入った。

 そしてラストラップではルンガーとシュワルツマンのバトルが勃発。同じくケメルストレートでシュワルツマンがイン側からオーバーテイクを完了し、表彰台圏内に浮上した。

 先頭のアームストロングは4秒以上のセーフティリードを保ち、そのままトップでチェッカーを受け、ポールトゥウィンで今季2勝目を挙げた。

 2位は角田。ルンガーとのバトルを制し、初の表彰台を獲得した。3位にはシュワルツマンが入った。シュワルツマンはラストラップで見事なオーバーテイクを決めたことが功を奏した格好だ。

 また、名取は最終的に8位でフィニッシュし、今季初のポイントを獲得した。

【リザルト】FIA F3第6ラウンドベルギー レース2

順位 ドライバー チーム 周回数 タイム 差 前車との差 ポイント 1 New Zealand Marcus Armstrong Italy プレマ・レーシング 17 -     15 2 Japan 角田 裕毅 Switzerland Jenzer Motorsport 17 4.5 4.50 4.50 12 3 Russian Federation Robert Shwartzman Italy プレマ・レーシング 17 5.6 5.60 1.10 10 4 Denmark Christian Lundgaard France ARTグランプリ 17 6.5 6.50 0.90 8 5 India Jehan Daruvala Italy プレマ・レーシング 17 7.6 7.60 1.10 6 6 Brazil Pedro Piquet Italy トライデント 17 8.2 8.20 0.60 4 フルリザルトを見る

 

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

コメントを読んで投稿する

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 F3ベルギーレース1:ピケが初優勝。角田裕毅6位、名取鉄平11位

次の記事 F3モンツァ予選:コース上大渋滞で赤旗の珍事。ルンガーPP、名取6位

Top Comments

コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?

View More & Comment

More from

永安陽介



マルケス、日本GP完勝「また37ポイント獲得できてすごく嬉しい」鬼門インドネシアに向けても不安無し?

MotoGP

MotoGP

日本GP

1 日前

マルケス、日本GP完勝「また37ポイント獲得できてすごく嬉しい」鬼門インドネシアに向けても不安無し?



アコスタ「表彰台を狙えたのに、たった3つのコーナーで全て失った」多重クラッシュ引き金のマルケス弟を批判

MotoGP

MotoGP

日本GP

2 日前

アコスタ「表彰台を狙えたのに、たった3つのコーナーで全て失った」多重クラッシュ引き金のマルケス弟を批判



マルティン、ペナルティでスプリントは3位「ペースは良かった。タイヤが厳しい中での表彰台に満足」

MotoGP

MotoGP

日本GP

2 日前

マルティン、ペナルティでスプリントは3位「ペースは良かった。タイヤが厳しい中での表彰台に満足」

最新ニュース



アロンソの現役続行、かつての好敵手ハミルトンが歓迎「才能という面では、彼に敵わないドライバーはたくさんいる」

F1

F1 F1

バーレーンGP

3 時間前

アロンソの現役続行、かつての好敵手ハミルトンが歓迎「才能という面では、彼に敵わないドライバーはたくさんいる」



先入観で仕事しちゃだめよ! もてぎ戦で起きたハードタイヤ騒動、チーム&ライダーに教訓残す

MotoGP

MGP MotoGP

日本GP

15 時間前

先入観で仕事しちゃだめよ! もてぎ戦で起きたハードタイヤ騒動、チーム&ライダーに教訓残す



2戦連続表彰台も見えていたが……ハジャー、グリップと電力を失い5位に沈む「速さはあったのに。冗談みたいだ」

F1

F1 F1

バーレーンGP

16 時間前

2戦連続表彰台も見えていたが……ハジャー、グリップと電力を失い5位に沈む「速さはあったのに。冗談みたいだ」



MotoGP日本GP、無視されていたハードタイヤが実は”最高の”タイヤだった!? 決勝経て評価覆る「驚きだった」「後悔してる」

MotoGP

MGP MotoGP

日本GP

16 時間前

MotoGP日本GP、無視されていたハードタイヤが実は”最高の”タイヤだった!? 決勝経て評価覆る「驚きだった」「後悔してる」

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録