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レースレポート

F3モンツァレース1:大クラッシュ発生でSC先導のまま終了。プレマが表彰台独占。角田4位

FIA F3モンツァラウンドのレース1が行われ、プレマのロバート・シュバルツマンが優勝した。角田裕毅は4位、名取鉄平は13位だった。

Robert Shwartzman, PREMA Racing

写真:: Joe Portlock / Motorsport Images

 FIA F3モンツァラウンドのレース1が行われた。優勝したのはロバート・シュバルツマン(プレマ)で、角田裕毅(イェンツァー)は4位、名取鉄平(カーリン)は13位だった。

 前日に行われた予選の終盤では、ラストアタックで先行車のスリップストリームを利用するため、スローダウンして様子を伺うマシンが続出。FIA F3では30台のマシンがエントリーしているため、トラックは大渋滞となり、安全上の理由で途中終了するという珍しい事態となった。

 そんな中、クリスチャン・ルンガー(ARTグランプリ)がポールポジションを獲得。2番手以下は前述のスロー走行で多数のドライバーがグリッドペナルティを受け、予選順位とは大きく違うグリッド順となった。予選6番手の名取が12番グリッド、予選11番手の角田が6番グリッドからのスタートとなった。

 レースがスタート。2番グリッドのリリム・ツェンデリ(ザウバー/チャロウズ)が第1シケインでトップに立った。名取はスタートで出遅れ、後方に沈んでしまった。

 序盤はツェンデリ、ルンガー、マーカス・アームストロング(プレマ)の首位争いとなった。しかし、3周目のパラボリカでルンガーとツェンデリが接触。ツェンデリはタイヤがパンクしリタイア、ルンガーはフロントウイングを壊しピットインを余儀なくされた。これによりアームストロングが首位に立った。

 8周目、ユーリ・ヴィップス(ハイテック)が第2シケインへのブレーキングでケイヴァン・アンドレス(HWA)に追突してしまい、クラッシュ。タイトルを争うヴィップスにとって痛すぎるリタイアとなった。このマシンを回収するため、セーフティカーが入った。

 レースは12周目から再開。ユアン・ダルバラ(プレマ)がリチャード・フェルシュホー(MPモータースポーツ)を交わし3番手に。グリッドペナルティによって順位を落としていたプレマ勢だったが、これで1-2-3体制を築き上げた。5番手の角田もフェルシュホーをかわし、4番手に浮上した。

 15周目にシュバルツマンが首位を座を奪った。その後もシュバルツマン、アームストロング、ダルバラによるトップ争いが繰り広げられたが、ダルバラは無線でDRSの不調を訴えており、なかなかトップをうかがうことができなかった。

 その後、19周目にアレックス・プローニ(カンポス)のマシンが宙を舞う大クラッシュ。これにより2度目となるセーフティカーが出動した。プローニのマシンはコックピット側からバリアに激突したが、ハロの効果もあってか彼は自力で歩いてメディカルカーに乗り込んだ。

 レースはセーフティカー先導のまま終了。シュバルツマンが今季3勝目を挙げ、ポイントランキングで2番手以下と差を広げることに成功した。2位にはアームストロング、3位にはダルバラが入り、今季初めてプレマ勢が表彰台を独占した。

 角田は4位。スパ戦からの勢いそのままに、レース1でのベストリザルトを記録した。名取はスタートでの出遅れが響き、13位に終わった。

【リザルト】FIA F3モンツァ:レース1結果

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