F3ザントフールト:レース2はマルタンス初優勝。岩佐&ポイントリーダーのハウガーはリタイア

FIA F3のザントフールト・レース2が行なわれ、ヴィクトー・マルタンスが優勝。岩佐歩夢はコースオフし、その後リタイアすることになった。

F3ザントフールト:レース2はマルタンス初優勝。岩佐&ポイントリーダーのハウガーはリタイア

 FIA F3の第6ラウンド、ザントフールト戦のレース2が行なわれ、ヴィクトー・マルタンス(MPモータースポーツ)が優勝を手にした。ハイテックの岩佐歩夢はリタイアに終わった。

 気温19度、路面温度30度というコンディションの中、ポールポジションからスタートしたのは、この日の午前中に行なわれたレース1で12位フィニッシュを果たしたイド・コーエン(カーリン)。そのレース1で3位だった岩佐は10番手からのスタートとなった。

 素晴らしい蹴り出しを見せたのは、2番グリッドのクレメント・ノバラク(トライデント)で、一気に首位に浮上。コーエンがこれに続く形となった。

 ノバラクは後続とのリードを1秒以上に広げ、セーフティリードを築いていくように思われたが、3周目に左リヤタイヤをパンクさせてしまったロレンツォ・コロンボ(カンポス)がコース脇のタイヤバリヤにクラッシュ。セーフティカーが出動することになった。

 6周目からレース再開。2番手のコーエンにフレデリック・ベスティ(ARTグランプリ)が襲いかかるが、コーエンはなんとかこれを阻止。逆にベスティはマルタンスに抜かれてしまう。

 また再スタート直後の1コーナーでは、岩佐が止まりきれずにオーバーラン。12番手から28番手までポジションを落としてしまった。その後岩佐はピットインし、一度はコースに復帰したものの、その翌周に再びピットへ……マシンにダメージがあるようで、そのままリタイアすることになった。

 上位9台がほぼ等間隔の隊列を組んでレースが進んでいく中、先頭のノバラクはコーエンとの差を再び開き始める。コーエンのペースが上がらないのだ。それに焦れたマルタンスは、14周目のターン1でコーエンを攻略。ノバラクを追った。続く15周目には、ベスティもマルタンスと同じような形でコーエンをオーバーテイク。彼らは最終コーナー立ち上がりからDRSを作動させ、それを活かして追い抜きを完了したのだ。

 2番手に立ったマルタンスは驚異的なペースで走り、一瞬にして先頭のノバラクに追いつく。そして16周目のターン1でオーバーテイクを完了。首位に立った。

 ポイントリーダーのデニス・ハウガー(プレマ)は、なかなかチームメイトのオリー・コールドウェルを抜けずに苦しんでいた。しかしコールドウェルを抜くと、その後はコーエンも楽々と追い抜いていき、さらに上位を狙う姿勢を見せた。

 しかし20周目、アマウリー・コルディール(カンポス)がターン1でオーバーラン……グラベルにハマり動けなくなってしまったことで、このレース2回目のセーフティカーが出動する。これで隊列の間隔がグッと縮まり、レース最終盤は超接近戦となった。

 23周目から残り2周のレースがリスタート。3番手ベスティは2番手ノバラクに仕掛けるも、これはうまくいかず……逆に4番手のハウガーがベスティにプレッシャーをかけた。しかしそのさらに後方のコーエンがハウガーに接触。ハウガーはこれでタイヤを壊してしまい、ピットインしてリタイアとなった。コーエンもこの接触のダメージによりリタイアしている。

 マルタンスはそのまま逃げ切り、トップチェッカー。ここまで3度表彰台を獲得してきたが、これが嬉しい初優勝となった。2位には一時首位も走ったノバラク。3位にはベスティが入った。

 

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