FIA F3ソチ予選:シュバルツマンPP、プレマがトップ3独占。角田17番手、名取19番手
FIA F3選手権ソチラウンドの予選は、プレマのロバート・シュバルツマンがポールポジションを獲得した。
Robert Shwartzman, PREMA Racing
Joe Portlock / Motorsport Images
2019年シーズンのFIA F3最終戦の予選がソチ・オートドロームで行われ、プレマのロバート・シュバルツマンが地元ロシアでポールポジションを獲得した。
30分間の予選でまず速さを見せたのは、トライデントのニコ・カリ。フリー走行でトップだったマーカス・アームストロング(プレマ)が2番手に続いた。
しかしアームストロングは2度目のアタックで自己ベストを更新。カリを0.062秒上回りトップに立ったが、それをさらに上回ったのがポイントリーダーのロバート・シュバルツマン(プレマ)。1分53秒544を記録し、1セット目のタイヤでの走行をトップで終えた。
各車がピットに戻った時点でカーリンの名取鉄平は14番手、角田裕毅(イェンツァー)は15番手となった。
セッション残り時間が10分を切ると、タイヤをリフレッシュした各車が続々とコースイン。今季最後のポールポジションを目指し、アタックに向かった。
ジェイク・ヒューズ(HWA)やペドロ・ピケ(トライデント)、カリといったドライバーがシュバルツマンのタイムを上回ったが、シュバルツマンは1分52秒840というタイムを叩き出し、トップを奪還した。
0.013秒差で2番手に続いたのはアームストロング。逆転チャンピオン獲得の可能性を残すユアン・ダルバラも3番手につけ、プレマ勢がトップ3を独占することとなった。
チェッカーフラッグが振られ、各車がラストアタックを行うがプレマ勢の牙城を崩すことはできず。一方、プレマ勢同士の争いは最後まで続いた。タイムアップを果たしたダルバラがトップに浮上したのだ。しかしその直後、それをさらに0.192秒上回る1分52秒583を記録したシュバルツマンが、地元ソチでのポールポジションを譲らず予選をトップで終えた。
ポールポジションのボーナスポイント4点を獲得したことで、シュバルツマンのリードは37ポイントまで拡大。タイトル獲得に王手をかけることになった。
最終的に、角田は17番手。名取は19番手となっている。前戦モンツァで負傷したアレックス・プローニの代役としてFIA F3に初参戦しているダービッド・シューマッハー(カンポス)は25番手だった。
【リザルト】FIA F3最終戦ソチ:予選結果
順位 | ドライバー | チーム | 周回数 | タイム | 差 | 前車との差 | Mph |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | Robert Shwartzman | プレマ・レーシング | 14 | 1'52.583 | 186.998 | ||
2 | Jehan Daruvala | プレマ・レーシング | 14 | 1'52.775 | 0.192 | 0.192 | 186.679 |
3 | Marcus Armstrong | プレマ・レーシング | 13 | 1'52.853 | 0.270 | 0.078 | 186.550 |
4 | Niko Kari | トライデント | 12 | 1'53.191 | 0.608 | 0.338 | 185.993 |
5 | Christian Lundgaard | ARTグランプリ | 14 | 1'53.274 | 0.691 | 0.083 | 185.857 |
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