【GP3】アレジ&ゴクミの息子ジュリアーノ。来季もトライデントでGP3参戦
ジャン・アレジの息子であるジュリアーノ・アレジは、来季もGP3への参戦を継続することを明らかにした。









ジャン・アレジと後藤久美子の息子であるジュリアーノ・アレジは、今季からGP3への参戦を開始。スパ・フランコルシャンで1ポイントを獲得したものの、ランキング22位に終わった。まだ若干17歳の彼は、今年の初めのフェラーリ・ドライバー・アカデミーの一員となり、そして来季もトライデントからGP3に参戦し続けることになった。
「僕は来年もトライデントで走り続ける」
ジュリアーノはそうmotorsport.comに対して語った。
「僕はこのチームに満足している。メカニックも、エンジニアも、そしてチームマネージャーもよく知っているから」
「正直、僕は素晴らしい時を過ごしている。彼らは僕のことを知っているから、どこから始めるべきか、わかっているんだ」
「他のチームに移ってゼロから始めるよりも、同じチームにとどまって、改善する方が良い」
ジュリアーノは2016年シーズンは学習のための1年だったと説明。その1年の間に改善できた内容について、満足しているという。
「学ぶためのシーズンだった。たくさん学ぶことができて満足しているし、経験やスピードの面でも大きなステップを踏むことができた」
「昨年僕がここに来た時には、僕は2秒〜2秒半遅かった。しかし今、僕は他の人とレースをする時、より近付くことができている。1/5秒〜1/7秒くらい……時には、それより少ない時もある」
今年も強さを見せたARTグランプリの強さが、来年も変わらない可能性について問われたジュリアーノは、ARTには別に特別なモノは何もないと考えていると語った。
「ARTのクルマには、特別なことは何もない」
そうジュリアーノは言う。
「彼らは、パドックにいるドライバーのうち最高の4人を揃え、それが役に立っているだけだ」
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この記事について
シリーズ | FIA F3 |
ドライバー | ジュリアーノ アレジ |
チーム | トライデント |
執筆者 | David Gruz |