【GP3】スパ決勝2:アレジ、3戦連続レース2で優勝。福住は4位
GP3ベルギーラウンドのレース2は、ジュリアーノ・アレジが3ラウンド連続でレース2優勝を果たした。

GP3ベルギーラウンドのレース2は、ジュリアーノ・アレジ(Trident)が優勝。3ラウンド連続での、レース2制覇を果たした。
レース1のトップ8がリバースグリッドとなるレース2。13周にわたって行われた今回のレースは、ドライコンディションで行われた。
2番グリッドからスタートしたアレジは、第1コーナー前にポールシッターのジュリアン・ファルシェロ(Campos Racing)の前に出てすぐさまイン側に寄り、トップに躍り出た。
日本人ドライバーの福住仁嶺(ART Grand Prix)は6番グリッドからのスタート。しかしオープニングラップの混乱により、背後からアルジュン・マイニ(Jenzer Motorsport)らに交わされて10番手となった。
福住のチームメイトであるジャック・エイトケンは、4周目に4番手だったドリアン・ボコラッチ(Trident)と接触。ふたりはそのままコースアウトし、エイトケンはフロントウイングとリヤタイヤにダメージを負っていたため、ピットインすることになった。これにより、ポイントリーダーであるジョージ・ラッセル(ART Grand Prix)が5番手となった。
さらにその翌周の5周目でラッセルがニコ・カリ(Arden International)を交わして4番手へ。そのままペースを上げたラッセルは7周目で3番手のライアン・ティベター(Trident)を攻略し、さらにDRSなしでファルシェロを捉えたことで、結局2番手までポジションを上げた。
レース後半は福住が奮起した。まず10周目に6番手のマイニの後ろにつけた福住は、ケメルストレートで片輪を芝生に落としながらもマイニを交わして意地の走りを見せた。さらにその翌周にカリも攻略。残り2周のところでファルシェロも交わして4番手に浮上した。
結局好スタートを決め、最後ラッセルから逃げ切ったアレジが3ラウンド連続でレース2優勝を飾り、スプロントレースでの強さをみせた。ラッセルは8番グリッドスタートから怒涛の追い上げを見せて2位表彰台を獲得。その同僚の福住もポジションを上げて4位入賞となった。
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この記事について
シリーズ | FIA F3 |
イベント | Spa-Francorchamps |
ロケーション | スパ・フランコルシャン |
ドライバー | ジュリアーノ アレジ |
チーム | トライデント |
執筆者 | David Gruz |