レースレポート

FIA F3 Imola

タイヤギャンブルに3度のセーフティカー……波乱のレースをスタネックが制す|F3第2戦イモラ

FIA F3選手権の第2戦イモラのレース2が行なわれ、ローマン・スタネック(トライデント)が勝利した。

編集: 2022/04/24 8:20

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Roman Stanek, Trident

 FIA F3選手権の第2戦、レース2がイモラ・サーキットで行なわれ、ローマン・スタネック(トライデント)が勝利した。

 舞台となるイモラ・サーキットには青空が広がっているものの、路面はウエット。一部ドライパッチが見え始めているという実に微妙なコンディションだ。

 タイヤ選択も分かれ、上位勢はスリックタイヤを装着した一方、レース1勝者のフランコ・コラピント(VAR)を含む一部のマシンはウエットタイヤを装着した。

 24周のレースがスタートすると、スリックタイヤを履くマシンはグリップを得るのにかなり苦労し、フラフラしながらの走行に。一方、ウエットタイヤを履くマシンはいとも簡単にマシンをパスしていった。

 首位には、スリックタイヤながらうまくグリップを引き出したカイオ・コレ(MPモータースポーツ)が浮上。コラピントは一気に3番手までポジションを上げた。

 しかし後方でクラッシュが発生し、オープニングラップでセーフティカー(SC)が出動。するとコレやコラピントは路面が急激に乾いていると判断したのか、ピットに入りタイヤを交換した。

 5周目にレースが再開されると、ポールポジションのゼイン・マロニーがトップをキープ。しかし、ウエットタイヤを履くぺぺ・マルティ(カンポス)には抵抗できず、首位を明け渡した。マルティはなんと24番手スタートからの追い上げだ。

 だが7周目になるとマルティはマロニーに抜き返されてしまい、たまらずピットイン。チームメイトのハンター・イエニーもウエットタイヤで一時3番手までポジションを上げていたが、同じタイミングでピットに入った。

 直後、クラッシュしたマシンが出たため再度SCが出動。この時点でスタートからスリックタイヤを履き、ピットインせずに我慢したマシンが上位に残る形となり、首位はマロニー、スタネック、オリバー・ベアマン(プレマ)というトップ3となった。

 11周目のリスタートに向けてタイヤを温めようとウィービングしていたマロニーだが、ウエットパッチに乗ったのかコントロールを失い、ターン18でスピン。これでスタネックが先頭でリスタートが切られたが、ベアマンがうまく加速しターン2までにオーバーテイクを成功させた。

 マロニーは動けず、3度目のSC出動。14周目にレースが再開され、うまくリスタートを決めて首位をキープしたベアマンがファステストラップを連発し、後続を引き離しにかかった。。ただスタネックも食い下がり、1秒ほどのギャップでベアマンを追った。3番手のジャック・クロフォード(プレマ)はこのふたりを追う余力はなく、後続を抑えるのが精一杯だ。

 残りが5周を切ると、スタネックの方がペースが良いのか、彼がDRSを使いながらベアマンを追い回す展開に。巧みに抑えていたベアマンだったが、23周目のターン2で首位を明け渡した。

 タイヤギャンブルに3度のSCと盛りだくさんのレースを制したのは、2番手スタートのスタネック。2位にはクロフォードが入った。

 ベアマンは、ファイナルラップのターン2でクロフォードに抜かれると、ターン17で4番手グレゴアール・ソーシ-(ARTグランプリ)と接触。イン側にいたベアマンがコーナー出口で挙動を乱してクラッシュした形だ。この2台の接触をうまく避けたアイザック・ハジャーが3位となった。

 ベアマンは4位でチェッカーを受けたが、ソーシーはコース上でストップ。チェッカーを受けられなかった。

 

Read Also:

順位 ドライバー チーム 周回数 タイム 差 前車との差 Mph ポイント 1 Czech Republic ローマン スタネック Italy トライデント 24 45'37.829     154.630 25 2 Jak Crawford Italy プレマ 24 45'38.483 0.654 0.654 154.593 18 3 Isack Hadjar United Kingdom ハイテック 24 45'42.076 4.247 3.593 154.391 15 フルリザルトを見る

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