F3ザントフールト:岩佐歩夢がレース1で3位表彰台! 好スタート決めたルクレールが優勝
2021年FIA F3ラウンド6のレース1が行なわれ、アーサー・ルクレール(プレマ)が優勝。岩佐歩夢(ハイテックGP)が3位表彰台を獲得した。
Ayumu Iwasa, Hitech Grand Prix, Arthur Leclerc, Prema Racing
Mark Sutton / Motorsport Images
2021年FIA F3ラウンド6のレース1がオランダのザントフールト・サーキットで行なわれ、アーサー・ルクレール(プレマ)が優勝を果たした。
前日に行なわれた予選では、デニス・ハウガー(プレマ)が最速タイムをマーク。岩佐歩夢(ハイテックGP)は9番手タイムだった。レース1のグリッドは予選トップ12がリバースグリッドとなり、予選12番手だったアマリー・コルディール(カンポス)がポールポジション。岩佐は4番手スタートとなった。
好スタートでトップに立ったのは、3番グリッドのルクレール。これについていくように、岩佐もターン1で3番手にポジションを上げた。ポールポジションのコルディールは蹴り出しが遅れて4番手まで後退すると、ハイバンクのヘアピンであるターン3で、アレクサンダー・スモリャル(ARTグランプリ)の追突を受けスピン。一気に最後方までポジションを落としてしまった。この接触で、後にスモリャルに10秒のタイム加算ペナルティが科された。
トップのルクレールに、2番手を走るローガン・サージェント(チャロウズ)がラインを変えながら襲いかかるが、オーバーテイクポイントが少ないこのサーキットで、なかなか抜ききることはできない。岩佐はそれを一歩引いた位置で見ながら、周回を重ねた。
すると16周目、ジョナサン・ホガード(イェンツァー)とハンター・イェーニィ(チャロウズ)がターン1で接触。両者がクラッシュし、セーフティカーが出動した。車両回収と、グラベルから砂利がコース上に出てしまっているターン11付近の清掃が行なわれ、21周目にレース再開となった。
岩佐はうまくスタートをあわせ込み、ターン1でサージェントと横並び。しかし両者譲らず、岩佐がターン2でタイヤをロックさせてしまう。失速した岩佐はターン3でチームメイトのジャック・クロフォードにインを刺されるが、加速良く立ち上がり、3番手をキープした。
ファイナルラップで好ペースを見せ、サージェントに迫った岩佐だが、オーバーテイクのチャンスは訪れず。ルクレールが24周のレースでトップチェッカーを受け、2位サージェント、3位岩佐という表彰台となった。
チャンスを狙いタイヤを温存していた岩佐としては、セーフティカーが追い風とはならなかったが、ハンガロリンクのレース1で優勝して以来、今季2度目の表彰台獲得となった。
ポイントリーダーのハウガーは、バンクをうまく使ったオーバーテイクも見せ、グリッドから5ポジションアップの7位。ランキング2番手のジャック・ドゥーハン(トライデント)の真後ろでフィニッシュしてみせた。
レース1の上位12台がリバースグリッドに並ぶレース2は、12位でフィニッシュしたイド・コーエン(カーリン)がポールポジションスタートとなる。
順位 | ドライバー | チーム | 周回数 | タイム | 差 | 前車との差 | ポイント |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | Arthur Leclerc | プレマ | 24 | - | |||
2 | ローガン サージェント | チャロウズ | 24 | 0.900 | 0.900 | 0.900 | |
3 | Ayumu Iwasa | ハイテック | 24 | 1.500 | 1.500 | 0.600 | |
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