F3ソチ予選:ノバラク最速タイムも抹消、逆転チャンピオン目指すドゥーハンPP。岩佐歩夢は18番手
F3最終戦の予選がソチ・オートドロームで行なわれ、トライデントのジャック・ドゥーハンがトップタイムをマークした。
写真:: Formula Motorsport Ltd
FIA F3選手権最終戦(第7戦)の予選が、ロシアのソチ・オートドロームで行なわれ、トライデントのジャック・ドゥーハンが最速タイムをマークした。
当初はアメリカのオースティンで行なわれる予定だったF3の最終戦。F1カレンダーの変更と、ロジスティクス費用の兼ね合いから、ソチでの開催に変更された。
ランキング2番手のドゥーハンは、ポイントリーダーのデニス・ハウガー(プレマ)とは45ポイント差でこの最終ラウンドを迎えた。ポールポジションやファステストラップのボーナスポイントも含め、3レースで構成される1ラウンドで最大65ポイントを稼ぐことができるとはいえ、逆転に向けたハードルはかなり高く、ポールポジション獲得で得られる4ポイントが重要となった。
途中クラッシュによる赤旗も出された30分間の予選、最初のアタックから速さを見せ暫定トップに立ったドゥーハンに対し、ハウガーはトップ10圏内に食い込めていなかった。
しかし、ラストアタックでドゥーハンのチームメイトであるクレメント・ノバラクがタイムアップし、ドゥーハンは2番手一方のハウガーは何とかタイムアップに成功し、9番手で予選を終えた。
ポールポジションを逃したかと思われたドゥーハンだったが、ノバラクのタイムはトラックリミット違反で抹消となり、ドゥーハンが予選最速、ノバラクが2番手に。ドゥーハンはチャンピオン争いに重要な、4ポイントを手にした。
なお、レース1は予選上位12台がリバースグリッドに並ぶため、12番手だったヴィクトー・マルタンス(MPモータースポーツ)がポールポジションとなる。ドゥーハンはタイトル獲得の望みをつなぐためにも、12番グリッドからなんとか上位に食い込まなくてはならない。
岩佐歩夢(ハイテック)は18番手と沈み、後方から追い上げることとなった。
順位 | ドライバー | チーム | 周回数 | タイム | 差 | 前車との差 | Mph |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ジャック ドゥーハン | トライデント | 12 | 1'54.514 | 183.844 | ||
2 | クレメント ノバラク | トライデント | 12 | 1'54.648 | 0.134 | 0.134 | 183.629 |
3 | Johnathan Hoggard | イェンツァー | 11 | 1'54.687 | 0.173 | 0.039 | 183.567 |
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