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角田裕毅、“勝負の”2020年へ。参戦カテゴリーは「ある程度決まっている」

2019年のFIA F3で健闘した角田裕毅は、スーパーフォーミュラ最終戦のパドックに姿を現し、F1昇格に向けた“勝負のシーズン”となる2020年の進路が大筋で決まっていることを明かした。

Yuki Tsunoda, Jenzer Motorsport

Yuki Tsunoda, Jenzer Motorsport

Joe Portlock / Motorsport Images

 10月26日(土)、27日(日)に鈴鹿サーキットで行われたスーパーフォーミュラ最終戦。決勝日のパドックには、今季FIA F3にフル参戦した角田裕毅の姿があった。motorsport.comはそんな角田にインタビューを行い、鈴鹿戦にやってきた目的などについて尋ねた。

 TEAM MUGENをはじめ、複数のチームのピットに出入りしていた角田。今回鈴鹿に足を運んだ理由について口を開いた。

「今回は、ホンダの新しいモータースポーツ部長である清水(宏)さんなどにお会いしに来たんです。僕は今シーズンずっとヨーロッパにいましたから。スーパーフォーミュラを観に来たというよりは、単にご挨拶をしに来たという感じです」

 角田は今季、イェンツァー・モータースポーツからFIA F3に参戦。イェンツァーはシリーズ名称がGP3だった昨年は表彰台ゼロと、決して高いポテンシャルを持つとは言えないチームだが、角田はモンツァラウンドのレース2で優勝を飾るなど善戦。チームの全ポイントをひとりで稼ぐという孤軍奮闘ぶりで、ランキング9位となった。

 今シーズンの闘いぶりには角田自身もある程度は満足している様子。チームのポテンシャル以上の結果が残せたことは自信につながったと語った。

「今季はそこまで悪くないシーズンだったかなと思います。2017年以来表彰台のなかったチームから優勝まで繋げられたことは自信になりました」

「もう少し早くタイヤのウォームアップの仕方に気付けたらシーズンのランキングも少しは変わっていたかなと思いますが、それも反省点としてポジティブに捉えています」

「今だから言えることですが、今年はこのチームで逆に良かったと思います。強いチームにいてトップ5やトップ8に入るのは当たり前じゃないですけど……そんなにすごいことではないじゃないですか。逆に表彰台の経験が浅いチームから優勝までもぎ取れたということは、本当に自信に繋がりました」

 2019年はFIA F3で奮闘した角田だが、やはり気になるのは来シーズンの動向だ。レッドブルのモータースポーツ・アドバイザーであり、レッドブル育成ドライバーの人事に大きな影響力を持つとされるヘルムート・マルコ博士は、F1シンガポールGPの期間中に次のように発言をした。

「我々はホンダ、そしてそのドライバーと協力関係にあるが、若手日本人ドライバーの角田裕毅は本当に有望だ」

「我々の計画では彼を来年F2に参戦させ、そこでどのようなパフォーマンスをするのか見させてもらうつもりだ」

「彼はF2で結果を残す必要がある。そうすれば、ここ(F1)でキャリアをスタートすることができるかもしれない」

 このマルコ博士の発言について、ホンダの山本雅史F1マネージングディレクターは日本GPのレースウィーク中、motorsport.comに次のように話していた。

「もちろん個人的には、F2の方がレース数も多いし、F3よりパワーもあるので、全てにおいてステップアップできる良い機会だと思っています」

「そういういろんな話をマルコさんともしていますし、チームともしなきゃいけないと考えています」

 山本マネージングディレクターはそう語り、角田の来季について明言を避けた。また角田自身も来季の進路に関して明言はしなかったが、次のように明かしてくれた。

「来年に関しては、ある程度決まってはいます。ホンダからもレッドブルからも話はいただいています」

「もちろん、詳細はまだ言えないですけど、“場所”は決まってはいます」

「その来年のことに関しては、前向きな気持ちですし、さらに気を引き締めて取り組みたいなと思っています。来年が本当に勝負の年なので、完璧、またはそれに近いシーズンを送りたいです」

Additional reporting by Erwin Jaeggi and Ken Tanaka

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