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“ロシアのフェルスタッペン”になりたい……シュバルツマンが抱く大きな野望

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“ロシアのフェルスタッペン”になりたい……シュバルツマンが抱く大きな野望
執筆:
2019/07/24 9:00

F3ドライバーのロバート・シュバルツマンは、F1ドライバーになることが最終目標ではなく、母国ロシアでのF1人気を爆発させる存在になりたいと語った。

 近年、ロシア人ドライバーが多くF1へと参戦している。ヴィタリー・ペトロフ、ダニール・クビアト、セルゲイ・シロトキン……ここ10年はグランプリシーンの常連とも言えるロシア人ドライバーだが、彼らは皆表彰台の頂点には届かず、母国において大衆の心を広く掴んだかと言われれば、一概にそうとは言えないのが現状だ。

 そんな現状を変えようと奮闘しているのが、サンクトペテルブルク出身の19歳、ロバート・シュバルツマンである。

 シュバルツマンは昨年、ユーロF3でミック・シューマッハー、ダニエル・ティクトゥムに続くランキング3位に入り、今季はプレマ・レーシングからFIA F3に参戦中。前半4ラウンドを終えた時点でランキングトップにつけている。彼にはフェラーリ、そしてSMPレーシングという強力な後ろ盾があり、将来のスター候補生とも言える。

 F1人気が近年急速に高まっている国として真っ先に名前が挙がるのがオランダだ。それはひとえに、現在レッドブルからF1に参戦中のマックス・フェルスタッペンの活躍によるものだと言える。シュバルツマンは、ロシアも同等のムーブメントが起きるポテンシャルがあると考えているようだ。

「F1に行って、実力を発揮できることを願っている」とシュバルツマンは語った。

「そうなれば、ロシアのモータースポーツファンの規模を大きくすることができると思う」

「ロシア人ドライバー(自分)がF1で勝っていると知ったら、ロシアの人たちは僕を応援してくれるようになるだろうし、僕に注目し始めるだろう。ロシア人で埋まった満員のグランドスタンドを想像してほしい……とてもクールだ」

「(モータースポーツファンではない自国の)人々がテレビをつけて、『ロシア人のドライバーがトップを走っている! この男に注目しよう!』と思ってもらえるようになりたい。そうなることで僕だけでなく、ロシアのモータースポーツ全体に関心が集まるんだ」

 シュバルツマンはフォーミュラ・ルノー・ユーロカップなどを経て、昨年ユーロF3にステップアップした。常勝チームのプレマから参戦しながらも、中盤戦までは苦戦。しかし終盤3ラウンドでは、チームメイトのシューマッハー共々覚醒。9レース中優勝2回、表彰台8回の活躍を見せた。

 最終的にチャンピオンを獲得したのはシューマッハーだったが、2世ドライバーである彼の陰に隠れてしまったかどうかについて、シュバルツマンは自身の見解を次のように述べた。

「僕はそうは思わない。少なくとも後半戦は同等のレベルにいたと思っている。彼に近いスピード、成績だったと思っている」

「メディア的な観点で言えば、彼の方が注目されていたのは間違いないけど、僕は気にしていなかった。目標はF1に行くことだし、それは僕も彼も同じだ」

 そんなシュバルツマンを支えているのが、ロシア人F1ドライバーのパイオニア的存在であるヴィタリー・ペトロフだ。シュバルツマンは彼のことを“メンター”と表現しており、精神的なケアを受けているという。特にオーストリアラウンドで首位争い中に、僚友のマーカス・アームストロングと接触してペナルティを受けた際には、ペトロフの助言に救われたと語った。

「彼はいい人で、面白いんだ」とシュバルツマンは語った。

「彼は僕に、自分のキャリアの中で得たことをアドバイスとして教えてくれる。それがとてもうまくいくんだ。とてもいい関係を築いているよ」

 4ラウンド8レースを残した段階で、ランキング首位に立っているシュバルツマン。最終ラウンドは母国ロシアで行われるが、彼はそのひとつ前のモンツァラウンドでタイトルを決めたいと息巻いている。バックアップを受けているフェラーリのお膝元でチャンピオンになれば、これ以上ないアピールになるだろう。

 その後の展望については、プレマからF2に参戦することが“論理的な”ステップだと考えているようだ。

「それ以外のステップはない。それか(F3から直接)F1に行くかのどちらかだ」

「もちろん直接F1に行ければいいと思っているけど、そうならなければF2だ」

 理想的なF1へのステップアップは“2〜3年後”と語るシュバルツマンは、最後をこう締めくくった。

「もっと多くのロシア人に僕を、そしてモータースポーツを応援してほしいと思っている。少しずつ人気は出てきているけど、もっと急速に成長させたい」

「フェルスタッペンの応援団や、ルイス(ハミルトン/メルセデス)に対するイギリス人の声援を見ると、ああいうことがロシアでも起こってほしいと思う。それが僕のモチベーションであり、一生懸命働く理由でもあるんだ」

ロバート・シュバルツマン(プレマ・レーシング)

ロバート・シュバルツマン(プレマ・レーシング)

Photo by: JEP / LAT Images

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この記事について

シリーズ FIA F3
ドライバー Robert Shwartzman
チーム プレマ・レーシング
執筆者 Jamie Klein