ジャガー移籍のピケJr.、F1&GP2時代の旧友が脇を固める

ジャガーに移籍したピケJr.は、来シーズンからF1やGP2時代を共にしたスタッフと共にフォーミュラEを戦うことになった。

 フォーミュラEの第4シーズン(2017/18年)より、ネルソン・ピケJr.はジャガーに移籍することが発表された。またそれに伴い、ふたつの重要事項が決定した。

 ピケJr.は、GP2(現在のF2)参戦時代に組んでいたレースエンジニアのポール・デイビソンと再びタッグを組むという。デイビソンはマルシャF1チームでも活躍し、ジュール・ビアンキのレースエンジニアを務めていた人物。その後はウイリアムズに移籍し、パフォーマンスエンジニアを務めていた。

 デイビソンは今回、ピケJr.のパフォーマンスエンジニアに就任する。またルノーF1チームでピケJr.のレースエンジニアを務めていたフィル・チャールズも、ジャガーのレーシング・テクニカルマネージャーとなる。

 このふたりのスタッフの重要性について尋ねられたピケJr.は、「これはただの素晴らしい出来事ではない。彼らは僕が信頼している人たちだ」とAutosportに語った。

「ポールとは僕が若い頃、2005年と2006年にGP2で組んでいた。彼は学校を卒業してからほどなくして、F1での素晴らしいキャリアを歩み始めたんだ」

「このスポーツに関わる多くの人たちが彼を尊敬しているし、彼が長いことその道を進み、うまくやってきたのを見ることができて嬉しいよ」 

Jules Bianchi, Marussia F1 Team MR02 with Paul Davison, Marussia F1 Team Race Engineer on the grid
Jules Bianchi, Marussia F1 Team MR02 with Paul Davison, Marussia F1 Team Race Engineer on the grid

Photo by: XPB Images

「フィルは、F1時代の僕のエンジニアだった。彼もまた、僕が大いに信頼している男だ。周囲の人々全員のおかげで僕が前進するチャンスを掴んだ時に、彼も一緒だった」

「僕が信頼している人々がベストを尽くしてくれるだろうということは分かっている。10年以上も彼らのことを知っているんだ。僕にとってはとてもポジティブなことだよ」

 第3シーズン(2016/17年)限りでジャガーを去ったアダム・キャロルのレースエンジニアを務めていたパトリック・コーリーは、チームに残ってピケJr.のレースエンジニアを務めることになる。ミッチ・エバンスのスタッフに変更はなく、これまで通りジョセフ・ロカがレースエンジニアを、フィル・イングラムがパフォーマンスエンジニアを務める。

 チームディレクターのジェームス・バークレーは、チーム構造は”進化”を遂げてきたが、”革命”が起きたわけではないと主張した。またチャールズとデイビソンの加入よって何がもたらされるのかと尋ねると、タイヤのコントロールなどに関して、近年のF1での経験は非常な重要だと語った。

「フィルの役割はレースの週末におけるチームのアプローチを導くことだ」

「これはテクニカルチームを再構築する上でとても重要なものだ」

「彼の経験によって方向性を決めることは重要になってくるし、レース戦略に関する近年の彼の経験は、その際重要な部分を占めることになるだろう」

「(デイビソンの役割である)パフォーマンスエンジニアリングは、このスポーツの最新ツール、最新アプローチであると理解している」

「これはドライバーが速く走ることを助けてくれるものだ。つまりマシンやドライバーの観点でみれば、タイヤやテクノロジーを最大限に活用するということだ」

「(デイビソンはピケJr.と)一緒に仕事をしたことがある。それはすばらしいことだ。信頼感というのは、非常に重要だ」

【関連ニュース】

コメント
コメントを書く
この記事について
シリーズ フォーミュラE
ドライバー ネルソン ピケJr.
チーム ジャガー・レーシング
記事タイプ 速報ニュース