ジャガー初の電気自動車『I-PACE』による選手権発足。FEと併催へ

ジャガー初の電気自動車であるI-PACEのワンメイクレースを、フォーミュラEのサポートレースとして開催することが発表された。

 ジャガー初の電気自動車I-PACE eTROPHYを使用するワンメイクレースの立ち上げが発表された。このレースは、フォーミュラEの2018/2019年シーズン(第5シーズン)よりサポートレースとして開催される。

 テクニカルスペック、カレンダー、予算などの詳細は来年まで確定されないことになっているが、ジャガーのアナウンスによれば、フォーミュラEのレースと共に全10レースが行われる予定だ。

 各ラウンドでの"VIP"ドライバーの参戦を含め、20人のドライバーが参戦することになっており、レースフォーマットはフリー走行、予選、30分間の決勝レースという仕組みだ。

 またジャガーは、エントリー/テクニカル/戦略サポート、スペア、ホスピタリティなどを含む”アライブ・アンド・ドライブ”パッケージの提供を計画している。

 ジャガー・ランドローバーのスペシャル・ビークル・オペレーション部門は、全輪駆動で5人乗りのレーシングバージョンを制作する予定であり、来年の早い時期にテストが始められることになっている。

 ジャガーは2016/2017年シーズンよりフォーミュラEに参戦しているが、初年度は事実上の”学習の年”であるとみられており、2017/2018年シーズンに向けて重要な進歩を遂げることを狙っている。

 ジャガーの声明では、I-PACEは”ジャガー・ランドローバーの電化への宣言である”と述べられており、2020年以降の新しいジャガー・ランドローバーの市販車はハイブリッドやEVになるという。

 ジャガー・ランドローバーのチーフマーケティングオフィサーであるゲルト・モーゼルは、以下のように語った。

「世界初の市販の電気自動車によるチャンピオンシップの立ち上げを発表できたことを誇りに思う」

「我々は常に、トラック上で自分たちの電化テクノロジーを証明したいと述べてきた。これがその証明だ」

「2018年の後半には、ジャガーI-PACEでグリッドが埋まっている光景が見られることを楽しみにしている。まもなく最初のジャガーI-PACEがヨーロッパの道路へ出て行くだろう」

「最終的には、この革新的なシリーズは我々の電気自動車の将来においてテクノロジーを高め、我々の顧客に利益をもたらすだろう」

 またモーゼルは、「このシリーズの人気が出て、エキサイティングな国際的スポーツイベントになることを期待している」と話した。

 フォーミュラEとFIAはこれまでも、サポートシリーズの可能性について調査を行ってきた。

 最初のシーズンでは、Greenpower Education Trustという団体の支援のもと、学生たちが電気自動車を制作しレースを行う”フォーミュラE スクールシリーズ”を開催していた。

 昨シーズンは、香港でフォルクスワーゲン・ゴルフの電気自動車の1日限りのイベントが行われ、市販車による最初のフォーミュラEのサポートレースとなった。

 FIAの会長であるジャン・トッドは、フォーミュラEに正当なサポートカテゴリーが加わることの重要性を強く主張していた。またフォーミュラEのCEOを務めるアレハンドロ・アガグは、ジャガーのような特別なブランドが加わることは「喜ばしいこと」だと述べている。

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Jaguar I-PACE eTROPHY car
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Photo by: Jaguar Racing

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シリーズ フォーミュラE
記事タイプ 速報ニュース
タグ jaguar