テチータ代表「なんてレースだっ!」FE初の1-2フィニッシュを振り返る

テチータのプレストン代表は、必ずしも平穏ではなかったサンティアゴePrixを振り返った。

 2月3日(土)に行われたフォーミュラE第4戦サンティアゴePrix。テチータはジャン-エリック・ベルニュとアンドレ・ロッテラーを擁してフォーミュラE史上初の1-2フィニッシュを達成。これによりチームは、チーム/ドライバー両方でランキングトップに浮上した。

 テチータはシーズン1とシーズン2にチーム・アグリとして参戦していたチームで、シーズン3から現在の名称を名乗っている。同チームは、チーム・アグリ時代も含めてここまで2勝(シーズン1のブエノスアイレスePrixと、シーズン3のモントリオールePrix・レース2)。今回のサンティアゴePrixが通算3勝目となった。

 1-2フィニッシュを果たしたテチータだが、必ずしも平穏なレースだったというわけではなかった。チーム代表のマーク・プレストンは「なんてレースだっ!」とチームのプレスリリースにコメントを寄せた。

「なんてレースだっ! 7周走ったところで、ふたりのドライバーとの無線が通じなくなってしまった。そしてふたりのドライバーが見せたパフォーマンスは、これまで見たことのないほど印象的だった」

「身の毛のよだつようなシーンもあった。アンドレのマシンがジャン-エリックのマシンの後部に”キス”した時、それを見ていられなかった」

 そう順風満帆なレースではなかったことを強調したプレストン。しかしその反面、大いに満足しているようだ。

「アンドレは、これまで示してきたようなことを、ようやく見せることができた。それはとても良いことだった。また、ジャン-エリックも表彰台の中央に立った」

「我々には非常に競争力があり、熟練したふたりのドライバーがいる。そして彼らは、トップを走るために必要なモノを持っていることを今回改めて証明した」

「シーズン4の第4戦という時点で、グリッド上唯一のカスタマーチーム(編集部注:テチータはルノー・e.ダムスからパワートレインの供給を受ける、いわゆる”カスタマーチーム”である)であるにもかかわらず、チャンピオンシップリーダーになるのは、私からすれば信じられないことだ。そして、チームが高いパフォーマンスを継続していることに満足している」

「我々は今回の勝利を祝うつもりだ。しかし、まだまだ長い道のりが残っているし、フォーミュラEでは何が起きるか分からない」

ロッテラー「今回の2位には満足」

 今季がフォーミュラEデビューシーズンとなるロッテラー。その影響もあってか、ロッテラーは開幕から苦戦続きだった。

 しかしサンティアゴで一気に覚醒。予選ではトップタイムでスーパーポールセッション進出を果たし、決勝でもチームメイトのベルニュに次ぐ2位でフィニッシュした。しかもマシンを乗り換えた後はペースでベルニュを上回り、プレッシャーをかけ続けた。

「素晴らしい1日だった」

 ロッテラーはチームのリリースにそう語った。

「フォーミュラEで初めての表彰台を手にすることができたのは、本当に良かった。そしてレースに勝ったジャン-エリックとともにここに登ることができるのは、チームと僕の両方にとって特別な瞬間だった」

「今日の2位には、本当に満足している。でも、今シーズンはまだまだ長い。だから僕らは引き続き懸命に働き、レースごとに備えなければいけない」

「サンティアゴの公道でレースをするのは、素晴らしいことだった。グランドスタンドは満員だったし、グリッドについた時の歓声は、本当に特別なものだった」

コメント
コメントを書く
この記事について
シリーズ フォーミュラE
イベント名 サンティアゴePrix
ドライバー アンドレ ロッテラー , ジャン-エリック ベルニュ
チーム テチータ
記事タイプ 速報ニュース