テチータ、シートベルト”改良”で罰金。ベルニュが最速ストップを記録

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テチータ、シートベルト”改良”で罰金。ベルニュが最速ストップを記録
執筆: Scott Mitchell
2018/02/04 11:17

テチータはシートベルトの改良を技術代表に問い合わせしなかったとして、約411万円の罰金を科されたがレースの結果には影響がない。

Jean-Eric Vergne, Techeetah
Jean-Eric Vergne, Techeetah
Andre Lotterer, Techeetah
Andre Lotterer, Techeetah
Jean-Eric Vergne, Techeetah Nelson Piquet Jr., Jaguar Racing, Andre Lotterer, Techeetah
Jean-Eric Vergne, Techeetah
Jean-Eric Vergne, Techeetah, Nelson Piquet Jr., Jaguar Racing

 フォーミュラEの第4戦サンティアゴePrixから、ピットストップ最低タイムの設定がなくなったことに合わせて、テチータは改良されたシートベルトを投入した。しかしこの際に技術代表に問い合わせをしなかったとして、3万ユーロ(約411万円)の罰金を科された。

 ポールポジションについたジャン=エリック・ベルニュ、3番グリッドのアンドレ・ロッテラーがワンツーフィニッシュを達成したテチータ。そのひとつの勝因がピットストップの速さだったとも言える。

 前戦マラケシュePrixの際に、マシン乗り換え時の安全性を考慮して設定されていたピットストップ最低タイムの撤廃が決まったが、チーム側に対応する時間がないとして、撤廃が今回のサンティアゴまで延期されていた。

 ベルニュは今回のレース、ピットストップタイムが46秒847で最速だった。ロッテラーも48秒372で3番目のタイムを記録している。

 しかしスチュワードは、チームは”安全ハーネスの修正”を行ったが、その導入前に技術代表に問い合わせを行わなかったと断定した。

 テチータのふたりの調査が決勝当日の夜遅くまで行われた結果、それぞれに1万5千ユーロの罰金が科せられた。この罰金は、48時間以内にFIAに支払われなければならない。また、ドラゴンのジェローム・ダンブロジオにも同様に罰金が科されている。

 新しいシートベルトは安全性を担保しながらも、より簡単に着脱できるようなモノとなっており、トップベルトには、ベルトが十分固定されたことを感知するセンサーが付いている。

 一説によると、チームがストラップを固定するためのハンドルを追加したため、メカニックが脚側のベルトを、より速く固定することができるようになったとのことだ。

 テチータのチーム代表マーク・プレストンは、FIAのルールには”グレーゾーン”があると語った。

「我々は、素早いピットストップが行なわれているWEC LMP1クラスに参戦した経験のあるドライバーをふたり擁している」と、プレストンはmotorsport.comに語った。

「許可されるものと許可されないものについて、全員が合意しなければならない」

「今回シートベルトに施した改良は安全のためではなく、ベルトを素早く締められるようにするためのものだった。それが現実だ」

「今回の件についての議論は、誰にとっても大変なものだった」

 スチュワードによると、3月3日のメキシコシティePrixの前にFIAの技術部門と安全部門が『シートベルトに対して改良が許可されるのか、それがどの程度なのか』を明確にするという。

 なお、今回の罰金によるレースへの影響はなく、ベルニュがフェリックス・ローゼンクヴィスト(マヒンドラ)を5ポイントリードしランキング首位。また、チームランキングでもテチータはマヒンドラを2ポイントリードしている。

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シリーズ フォーミュラE
イベント サンティアゴePrix
チーム テチータ
執筆者 Scott Mitchell
記事タイプ 速報ニュース