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トラブル頻発で今季唯一の無得点者に。ディ・グラッシ「信じられない」

今季のアウディ・スポート・アプト・シェフラーには信頼性の問題が多発。ルーカス・ディ・グラッシは「信じられない」と表現する。

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トラブル頻発で今季唯一の無得点者に。ディ・グラッシ「信じられない」
Lucas di Grassi, Audi Sport ABT Schaeffler
Lucas di Grassi, Audi Sport ABT Schaeffler
Lucas di Grassi, Audi Sport ABT Schaeffler Jose Maria Lopez, Dragon Racing
Oliver Turvey, NIO Formula E Team Nicolas Prost, Renault e.Dams and. Lucas di Grassi, Audi Sport ABT
Lucas di Grassi, Audi Sport ABT Schaeffler
Lucas di Grassi, Audi Sport ABT Schaeffler Daniel Abt, Audi Sport ABT Schaeffler
Lucas di Grassi, Audi Sport ABT Schaeffler
Lucas di Grassi, Audi Sport ABT Schaeffler
Lucas di Grassi, Audi Sport ABT Schaeffler
Lucas di Grassi, Audi Sport ABT Schaeffler
Lucas di Grassi, Audi Sport ABT Schaeffler
Lucas di Grassi, Audi Sport ABT Schaeffler

 フォーミュラE第3シーズンの王者であるルーカス・ディ・グラッシ(アウディ・スポート・アプト・シェフラー)は、第4シーズンに入って信頼性の問題に悩まされている。

 先週土曜日に行われた第4戦サンティアゴePrixでも、ディ・グラッシはマシントラブルに見舞われ、今シーズン2回目のリタイアを喫した。これで4連続無得点。フル参戦しているドライバーの中では、唯一の無得点ドライバーという、不本意な状況となったしまった。

 アウディ・スポート・アプト・シェフラーのチーム代表を務めるアラン・マクニッシュは、現在の状況に困惑しているとmotorsport.comに対して語った。なぜならディ・グラッシのチームメイトであるダニエル・アプトには、同様の問題が発生していないからだ。

「現在の状況に混乱している。なぜなら、もう一方のガレージ(アプト)のマシンは、普通に走っているからだ」

 マクニッシュはそうレース後に語った。

「正直なところ、現時点ではその理由はわからない」

「マラケシュで抱えた問題と同じかどうかもわからないのだ」

「この結果は、ルーカスにとってはもちろん、マラケシュから今回までの間に努力を積み重ねてきた、チームの全員にとって苛立たしいことだ。解決策はあると思ったが、結局はノーポイントに終わってしまった」

 チームはディ・グラッシのマシンのうち1台のインバータを交換。これによりディ・グラッシは、サンティアゴePrixで10グリッド降格ペナルティを受けた。結局ディ・グラッシは13番グリッドからスタートしたものの、レースペースは非常に良く、一時5番手まで浮上し表彰台も狙えるかに思われた。しかし、最終的にはトラブルによりストップしてしまったのだ。

「現時点で信頼性が低いということは、ただただ信じられないことだ」

 そうディ・グラッシはmotorsport.comに対して語った。

「これほどまでに多くの問題が連続して起きるのは、本当に苛立たしいことだ。なぜなら、僕らには良いペースがあったのだから」

「マラケシュでは、勝利のために戦うことが簡単にできただろう。今回は表彰台を目指して戦っていた。香港でもそうだった。僕らにはとても良いクルマがあるんだ。でもそのマシンは、信頼性が欠如している」

「レースでまず初めに学ぶことは、勝つためにはレースを走り切らなきゃいけないということだ。でも僕らはまだレースを走り切れていない」

 テチータのジャン-エリック・ベルニュは、サンティアゴePrixで勝利したことにより獲得ポイント数を71に伸ばし、ランキング首位に浮上した。つまりディ・グラッシは、71ポイントという大きな差をつけられたこととなり、今季のタイトルは事実上不可能であると認めている。

「現時点では、今季のタイトルを獲得することを考えてはいない」

 そうディ・グラッシは語った。

「僕の心の中にあるのは、”クルマを修正しよう”ということだ。そしてレースを走り切れるクルマを手にする。そうすれば、勝利を目指して戦うことができるはずだ」

「もし今ポイントを獲得することができたとしても、次のレースでも信頼できるマシンがなければ、タイトルを争うことは不可能だ」

「今はまず、この問題を解決することが必要だ。できるだけ早くそれを解決するのは、チームやエンジニアの責任だ」

 サンティアゴePrixは、アウディ・スポート・アプト・シェフラーにとって散々なレースとなった。ディ・グラッシのリタイアのみならず、スタート直後にニック・ハイドフェルド(マヒンドラ)と接触したことにより、アプトもリタイア。チームとしてもノーポイントに終わった。

 この結果、アウディ・スポート・アプト・シェフラーの今季の獲得ポイント数はわずか12で、ドラゴン・レーシングと並ぶランキング8位となっている。ランキング首位に立ったテチータとの差は、77ポイントである。

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この記事について

シリーズ フォーミュラE
イベント サンティアゴePrix
ドライバー ルーカス ディ・グラッシ
チーム アウディ・スポーツABT
執筆者 Scott Mitchell