【FE】ブエミ「ディ・グラッシはこれ以上評判を落とせないだろう」

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【FE】ブエミ「ディ・グラッシはこれ以上評判を落とせないだろう」
Sam Smith
執筆: Sam Smith
2017/07/24 3:22

いよいよ今週末に迫ったフォーミュラE最終戦。連覇を狙うセバスチャン・ブエミが、ライバルであるルーカス・ディ・グラッシとの関係について語った。

Sébastien Buemi, Renault e.Dams
Sébastien Buemi, Renault e.Dams, on the grid
Sébastien Buemi, Renault e.Dams
Sébastien Buemi, Renault e.Dams, celebrates on the podium
Sébastien Buemi, Renault e.Dams, in the press conference
Sébastien Buemi, Renault e.Dams
Sébastien Buemi, Toyota Gazoo Racing
Lucas di Grassi, ABT Schaeffler Audi Sport
Lucas di Grassi, ABT Schaeffler Audi Sport
Lucas di Grassi, ABT Schaeffler Audi Sport
Lucas di Grassi, ABT Schaeffler Audi Sport

 ルノー・e.ダムスのセバスチャン・ブエミは、今週末にモントリオールで行われるフォーミュラEの最終戦に先立ち、タイトルを争うルーカス・ディ・グラッシ(アプト・シェフラー・アウディ・スポート)との激しい”ライバル同士の争い”について、motorsport.comに語った。

 シーズン2のチャンピオンであるブエミは、ベルリンePrixを終えた段階で、ランキング2位のディ・グラッシに対して32ポイントのリードを築き、2シーズン連続での王座獲得に向けひた走っていた。しかし、WEC(世界耐久選手権)のニュルブルクリンク戦に出場するため、ニューヨークePrixの2レースを欠場。彼のリードは、10ポイントまでに縮まり、いよいよ今週末の最終戦モントリオールePrixの2レースを迎える。

 昨シーズンの最終戦は、衝撃的な結末だった。今シーズン同様、タイトル争いはブエミとディ・グラッシのふたりに絞られていたが、最終レースのスタート直後にディ・グラッシがブエミに追突。ふたりはその後マシンを乗り換え、ファステストラップによる得点狙いの戦いとなった。

 結局、ブエミがファステストラップを記録したことで王者に輝いたが、もしディ・グラッシがこれを記録していたらふたりは同ポイントで並び、年間の3位獲得数の差で、ディ・グラッシがチャンピオンになっていた(優勝・2位の回数は同数だった)。

 この時の接触についてブエミは、次のように語る。

「僕は彼(ディ・グラッシ)を、ドライバーとしては尊敬している。しかし、去年の出来事を歓迎するわけにはいかない」

「フォーミュラEの内部にいる人たちは、そこで何が起きたのか、正確に知っている」

「もしあのような事故が再び起きれば、人々は何を思うだろうか? それを彼に説明するのは、多分とても難しいだろう。とはいえ、彼には再びああいうことを起こすような余裕はないだろう。彼の評判のためにもね」

 バターシーパークで行われた昨年の最終戦ロンドンePrix。その際、追突したにもかかわらず、ディ・グラッシはブエミを非難した。それは受け入れられないとブエミは語る。

「彼が言ったんだ。『僕はできるすべてを試して、失ってしまった。そしてああいう状況が起こった。申し訳ない』とね。でもその後に彼は、僕が早めにブレーキをかけたのが原因だと言い始めたんだ」

「ああいうことが起きて欲しくなかったし、正しいことだとは思わなかった。物事を押し通すこともできるけど、それには限界がある」

「僕は自分自信のことを誇れないような方法で勝つよりも、尊厳と共に負けた方がマシだと思う。彼は同じことを言うことができるだろうか? 僕には分からない。彼に尋ねてみてよ。でも、それはもう済んだことだ」

「それ以来、僕らは良い戦いを続けている。僕の側から言えば、大きな問題は特にない」

 motorsport.comの知るところによれば、昨シーズンの最終戦の後、ブエミとディ・グラッシの間に別の事件があった。しかしブエミはこの件については詳しく触れず、次のように語るにとどめた。

「バターシー・パークでの最終戦の後、僕らには誰も知らない、もうひとつの悪い話があった。これについては、公にされていない」

「別の問題もあったけど、今となってはそれも歴史の一部だ」

ディ・グラッシは喋りすぎる

 ブエミはディ・グラッシについて、コース上での自身のパフォーマンスに自信が持てていないのではないかと感じているという。しかしその一方で、フォーミュラEには必要なドライバーであることも認めている。

「彼には自信が不足しているようだ。なぜなら彼は、自分のクルマが実際よりも優れていると、いろんな人に話しているみたいだから」

 ブエミはそう明かした。

「本当に良いのなら、それを言う必要はないと思うんだ。でも、彼はいつも話しすぎる」

「もし僕がそうしようと思えば、僕がルノーのマシンで定期的に勝っている唯一のドライバーだと、言って回ることもできた。でも僕はそんな必要はないと感じた。彼は、チャンピオンシップにとって良いことだと思っているのだろうか?」

 そしてブエミは、次のように付け加えた。

「ライバルがいるというのは、とても良いことだ。特にフォーミュラEのような新しいチャンピオンシップならば、それに良いスパイスを効かせてくれる。僕が思うことは、正しいことがあり、物事には限界があるってことだけなんだ」

「正直に言って、僕は彼がとやかく言うのを読んでいない。僕はエネルギーを、コース上の戦いのためにとっておくのが好きなんだ」

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