マクラーレンがフォ−ミュラEのバッテリー入札に勝利

マクラーレン・アプライド・テクノロジーが、フォーミュラEのバッテリー入札に勝利。第5、第6シーズンのバッテリーを供給することが明らかになった。

 入札が行われていた、フォーミュラEの第5、第6シーズンのバッテリーは、マクラーレン・アプライド・テクノロジーが供給することになったようだ。

 独立した専門家チームによって審査をするために、フォーミュラEの次世代のバッテリー業者の発表は3カ月遅れていた。

 バッテリー技術は急速かつ、継続的に進歩しているため、この契約は2シーズンという期間に限られている。

 マクラーレンが開発し供給する新しいバッテリーは54kW/hのエネルギーを使うことができ、最高出力は250kWになる。

 新しいバッテリーは、フォーミュラEのテクニカルロードマップにある、”ひとりのドライバーに1台のマシン”という目標を達成し、1台のマシンでレース距離を走りきるという要求を満たす上で必要不可欠だ。

 予選での最高出力は250kWが達成目標であり、レースでは220kW、ファンブーストを使った状態で250kWとなる。

 当初、入札の概要として、試作のバッテリーは2017年の11月までにチームに用意され、遅くとも2017年の6月までには、FIAの最初のクラッシュテストが行われるという予定だった。

 追加の審査が行われ、発表が遅れたことにより、このスケジュールが変更されるかはまだ未定である。

 これまでmotorsport.comでも報じてきたように、現在バッテリー供給を行っているウイリアムズ・アドバンスド・エンジニアリングを始め、ルノー、DS、マヒンドラ、SAFT、パナソニックやポルシェなど、多くの候補がバッテリー供給に興味を示していた。

 FIAは、レース中に許容された最大電力使用量を超えたマシンは、トラック上で5秒以内に出力を0kWにされる、”パワーランプダウン”ルールの導入を承認した。

 このルールは、まず最大電力使用量に違反したマシンのレインライトが点滅し、トラック上の他のドライバーに警告を発する。そして当該のマシンはスローダウン。その後、先頭のクルマがピットインラインを横切るか、2番手のマシンがフィニッシュラインを横切ったタイミングで、ドライバーはレースを続けるためにMGUを再び起動するか、ピットに戻らなければならない。

 このルール変更は、電力を使いすぎたドライバーが観客にもわかりやすいようにデザインされている。

 なお、このバッテリー商業権については現時点では不明であるが、FIAはこの商業権を付与せず、ノーブランドのバッテリーとする権限を有しているとみられる。しかしながら、FIAとフォーミュラEホールディングス、入札に勝利したマクラーレン・アプライド・テクノロジーの間で、2018年からはバッテリーにブランドを記すことができるよう、議論がなされているようだ。

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シリーズ フォーミュラE
記事タイプ 速報ニュース