マラケシュ決勝:ブエミとの一騎打ちを制し、ローゼンクヴィスト連勝

第3戦マラケシュePrixの決勝は、フェリックス・ローゼンクヴィスト(マヒンドラ)が連勝を飾った。

 フォーミュラE第3戦マラケシュePrixの決勝が行われ、フェリックス・ローゼンクヴィスト(マヒンドラ)がセバスチャン・ブエミ(ルノー・e.ダムス)を競り落とし、香港レース2からの連勝を果たした。

 スタート前には、10番グリッドのオリバー・ターベイ(NIO)のマシンがグリッドから押し出され、ピットレーンからのレースとなってしまった。また、ジェローム・ダンブロジオ(ドラゴン)もグリッドにつくことができなかった。

 スタートではブエミがサム・バード(ヴァージン)を抑えてトップをキープ。3番手にはローゼンクヴィストが続いた。後方でも大きな混乱なくレースが幕を開けた。

 6番手スタートのアレックス・リン(ヴァージン)は、ダニエル・アプト(アウディ・スポート・アプト・シェフラー)にイン側から接触され、スピンを喫してしまった。3周目には、ルーカス・ディ・グラッシ(アウディ・スポート・アプト・シェフラー)がホセ・マリア・ロペス(ドラゴン)をオーバーテイクし4番手に。すると、失速したロペスは一気に8番手まで後退してしまった。

 7周目、4番手を走っていたディ・グラッシが突如スローダウンし、コース上でマシンストップ。マシンを再起動し、なんとか動き出してピットに戻ったものの、レースを諦めることとなった。

 トップのブエミは序盤こそバードに1秒以上リードを広げたものの、バードも徐々にその差を縮め、10周目には完全にテール・トゥ・ノーズ状態となった。また、このタイミングでアプトにリンとの接触の件でドライブスルーペナルティが下され、4番手から15番手まで沈んだ。

 これにより、トップ争いはブエミからローゼンクヴィストまでの3台に絞られる形となる。ピットタイミングが迫る中、最後尾から13番手まで浮上していたアンドレ・ロッテラー(テチータ)がブレーキをロック。どうやらトラブルのようで、コーナーを直進してしまうとそのままコースに復帰できず、イエローフラッグが振られた。このタイミングで、ローゼンクヴィストがバードを交わし2番手に浮上している。

 その後、イエローフラッグがフルコースイエローに変更され、18周目に上位陣が続々とピット作業を行った。今回の最低ピットストップタイムは45秒に設定されているが、ブエミは45.3秒という完璧な作業。一方でローゼンクヴィストは47.2秒と遅れた。

 しかしマシンを乗り換えてもブエミ独走というわけにはいかず、徐々にローゼンクヴィストがその背後に近づいていった。

 それでも隙を見せないブエミは、ローゼンクヴィストのアタックを許さない。バードはふたりについていけず2秒後方となり、優勝争いは完全に一騎打ちの様相となった。

 29周目、ブエミのインにローゼンクヴィストが飛び込み、ついにリーダーチェンジ。ファンブーストを獲得したブエミはついていき逆転のチャンスを狙いたいが、残り3周の時点で1秒の差をつけられてしまった。

 結局、ローゼンクヴィストはブエミを寄せ付けずトップチェッカー。昨年のマラケシュでブエミに逆転された借りを返し、香港のレース2からの連勝を飾った。

フォーミュラE第3戦マラケシュePrix:決勝結果

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この記事について
シリーズ フォーミュラE
イベント名 マラケシュePrix
サーキット Circuit International Automobile Moulay El Hassan
記事タイプ 速報ニュース