レース中の乗り換え不要。フォーミュラE次世代モデル"Gen2"初公開

フォーミュラEはジュネーブ・モーターショーでシリーズで使用されるマシンの第2世代モデル"Gen2"を公開した。

 フォーミュラEは、ジュネーブ・モーターショーでシリーズで使用されるマシンの第2世代モデル"Gen2"を公開した。

 フォーミュラEの第2世代モデルは、FIAの代表であるジャン・トッドとフォーミュラEのCEOであるアレハンドロ・アガク、そしてシリーズ冠スポンサーであるABB提供のロボットアームによってアンベイルされた。

 このマシンは電力不足によるマシン乗り換えの必要性を無くすために、従来のバッテリーから2倍もの容量を持つ次世代のバッテリーが搭載されている。

 最大出力は250kW、レース中は200kWで走行することが可能。公式によれば最高速は280km/hだという。

 フォーミュラEシーズン3で王者となったルーカス・ディ・グラッシは以前、新世代のマシンがロードラッグ仕様のボディと効率向上のおかげで300km/hを超える速さを発揮する可能性があると述べていた。

 第2世代モデル"Gen2"の最小重量は900kgであり、これにはドライバーの想定体重と385kgのバッテリーが含まれている。 現行モデルのSRT-01Eの総重量は880kgであるため、Gen2は20kg増加したことになる。車両の全長は5160mm、車幅は1770mmだ。

 コックピットの上にはLEDが付いたハロが搭載されており、マシンのモードなどを知らせるのに使用されるようだ。

 タイヤはミシュランが新しく開発した軽量で現行タイヤよりも抵抗の少なくなった、全天候型コンパウンドのものを使用する。

「フォーミュラEのGen2はまさに未来を体現しており、また未来のためのマシンである」とトッドは語った。

「わずか4年間でこれだけの進歩をみせるとは素晴らしい。マシンの限界を引き上げ、出力を増やすことができたのは素晴らしい業績であると言える」

「多くのメーカーからの支援を受けながら、フォーミュラEは電気自動車技術の開発を推進し続けた。このマシンはこれからの発展における重要なマイルストーンである」

 Gen2のデザインはトッドが選んだことを明かしたアガクは次のように語った。

「完全な状態のマシンを見たのはこれが初めてのことだ。マシンはこれまで以上に洗練されている」

「もし純粋に見た目重視でレーシングマシンを1から描くとしたら、おそらく誰もがこのようなデザインを描くだろう」

「印象的なデザインなだけでなく、わずか4年間の技術開発によって性能とポテンシャルが確かに高くなっている」

「FIAとジャン・トッド代表に対し、感謝を伝えたい。彼らの努力と支援により、Gen2を開発することができた」

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シリーズ フォーミュラE
記事タイプ 速報ニュース