ローゼンクヴィスト圧巻のセクター3。今季2回目のPP獲得

フォーミュラE第5戦メキシコシティePrixの予選が行われ、フェリックス・ローゼンクヴィストがポールポジションを獲得した。

 フォーミュラE第5戦メキシコシティePrixの予選/スーパーポールセッションが行われ、フェリックス・ローゼンクヴィスト(マヒンドラ)がポールポジションを獲得した。

 エルマノス・ロドリゲス・サーキットを使って行われる、メキシコシティePrix。公道コースで行われることが常であるフォーミュラEの中にあって、唯一の常設サーキットでのイベントである。ただ、F1やWECなどで使われるコースよりも短いレイアウトが選択されている。

 ランキング別に4グループに分かれて行われた予選。まず行われた第1グループには、ランキング下位5台が出走した。

 このグループでトップに立ったのは、昨年チャンピオンながら今季ランキング最下位のルーカス・ディ・グラッシ(アウディ・スポート・アプト・シェフラー)で、1分2秒079を記録した。2番手にはマーロ・エンゲル(ベンチュリ)が0.012秒という僅差で2番手に続いた。

 第2グループにはランキング上位の5人が出走。マヒンドラのフェリックス・ローゼンクヴィストがまずコースインし、その後ランキング首位のジャン-エリック・ベルニュ(テチータ)らが続いた。

 ローゼンクヴィストは1分1秒676を記録し、あっさりと全体のトップに立つ。ベルニュ、ネルソン・ピケJr.(ジャガー)、サム・バード(ヴァージン)は1分1秒台に入れたもののローゼンクヴィストを上回れなかったが、セバスチャン・ブエミ(ルノー・e.ダムス)は僅か0.008秒差ながらローゼンクヴィストのタイムを上回り、全体のトップに浮上する。

 ランキング11〜15位のドライバーが出走した第3グループ。ここで最も速かったのアントニオ・フェリックス・ダ・コスタ(アンドレッティ)で、全体の3番手に割って入った。オリバー・ターベイ(NIO)が4番手、アレックス・リン(ヴァージン)が5番手に入り、ランキング首位のベルニュをスーパーポールセッション進出圏内からはじき出した。

 予選第4グループはランキング6〜10位のドライバーが走行。前戦サンティアゴで覚醒した感のあったアンドレ・ロッテラー(テチータ)は、セクター1まではトップに迫る好ペースで走ったが、セクター2と3でタイムを失い、11番手に終わった。ダニエル・アプト(アウディ・スポート・アプト・シェフラー)がこのグループ最速だったものの、全体6番手に終わった。

 この結果、ブエミ、ローゼンクヴィスト、ダ・コスタ、ターベイ、リンの5人がスーパーポールセッションに駒を進めた。

 スーパーポールセッションのトップバッターを務めたリンは、1周を無難にまとめたものの1分2秒014止まり。予選での自身のタイムをも上回ることができなかった。続いてアタックを行ったターベイは、タイヤをロックさせるシーンなどもあり、リンを上回ることができない。

 ダ・コスタもターベイと同様ターン3のブレーキングでタイヤをロック。しかし1分1秒852を叩き出し、この時点でトップに立つ。

 続いての登場は、日本でも活躍中のローゼンクヴィスト。セクター1では全体ベストだったものの、セクター2でタイムを落とし、ダ・コスタとの接戦になると思われた。しかし、セクター3を完璧にまとめ、1分1秒645で首位に立つ。ダ・コスタとの差は0.207秒であった。

 最後のアタックとなったのはブエミ。しかしセクター1でミス、セクター2と3でもこの遅れを取り戻すことができず、ブエミはなんと最下位。これでローゼンクヴィストが今季2回目のポールポジションを決めた。

 2位にはダ・コスタ、以下リン、ターベイ、ブエミというトップ5となった。

 なお予選3位リンと9位バードのヴァージン2人は、ギヤボックス交換のために10グリッド降格ペナルティが決まっている。また、12位のディ・グラッシもインバータを交換したために10グリッドダウンとなり、決勝を最後尾グリッドからスタートすることになった。

 フォーミュラE第5戦メキシコシティePrixの決勝レースは、この後日本時間午前7時にスタートする。

→フォーミュラE第5戦メキシコシティePrix予選結果(暫定)

コメント
コメントを書く
この記事について
シリーズ フォーミュラE
イベント名 メキシコシティePrix
サーキット アウトドローモ・エルマノス・ロドリゲス
ドライバー フェリックス ローゼンクヴィスト
チーム マヒンドラ
記事タイプ 予選レポート