小林可夢偉、フォーミュラE参戦を語る「ニュートラルな気持ちで挑む」

フォーミュラEのシーズン4開幕戦香港ePrixに、アンドレッティから出走することが決まった小林可夢偉に、WEC最終戦の現場で話を訊いた。

 TOYOTA GAZOO RacingからWEC(世界耐久選手権)に参戦中の小林可夢偉が、フォーミュラEへの参戦を発表した。その可夢偉、今週末はWEC最終戦に参戦するためバーレーンにいる。現地で可夢偉に話を聞いた。

ーーいつからフォーミュラEの話が進んでいたのですか?

「1カ月ほど前ですね、具体的に話が進んだのは。実は僕らは違うチームにアプローチしていたんです。そのチームの名前は今は言えませんが、それが上手くいかなかった。そこにアンドレッティから話があって、一緒にやることになりました」

「僕らがアプローチしていたチームでは、この前のテストが出来なかったのです。それで、諦めかけていたんですが‘……」

ーー今日の発表では、第4シーズン開幕戦の香港のレースだけに参戦となっていました。

「そうです、今決まっているのは香港だけです。僕の中ではやはりトヨタのWEC参戦が一番重要です。今回もフォーミュラE参戦に関してトヨタに打診したのですが、香港だけ、つまり今年のレースだけなのでトヨタの来季のWECプログラムには影響がないということで、出てもいいよという返事をもらいました。それから僕はスーパーフォーミュラも走っているので、このふたつのシリーズに出るとスケジュール的にフォーミュラE参戦は困難なんです。もちろん、上手くタイミングが合ってWECやスーパーフォーミュラと重ならなければ、もっとフォーミュラEにも出たいですね」

ーーWECに出ているドライバーの何人かはフォーミュラEにも出ています。フォーミュラEに関して彼らと話はしましたか?

「彼らと少しは話しましたが、先入観を持っても仕方ないので、ニュートラルな気持ちで出ようと思っています。それで、出来る限りのことをやろうと」

ーー香港のレースはテストなしのぶっつけ本番になります。厳しいと思いますが、ダブルヘッダーなので1戦目で感触を掴み、2戦目で勝負に出るという作戦が取れそうですね?

「いや、そういうことも全然考えていません。とにかくぶつかって行くだけです。テストもしていないので、フォーミュラEがどういうクルマかもわからないので、乗って走ってみるまで余計な事は考えないでいようと思います」

ーーF1、WECと世界最高峰のレースを経験した今、また新しい挑戦が始まるわけですね。

「新しい挑戦という意味では楽しみです。ドライバーも優秀な者が揃っているのでレベルが高いですから、挑戦しがいがあります。実は、もともとフォーミュラEに興味があってやりたかったんです。でも、今走っているレースと日程などが重なって無理だったんです。香港のレースはWECもスーパーフォーミュラもシーズンが終了しているので大丈夫でした」

ーーフォーミュラEは香港から第4シーズンが始まるのですが、もっと前から出たかったということですね?

「ずっとフォーミュラEに出ているドライバーは経験を積んできているので、やっぱり彼らの方が有利です。最初のシーズンは誰もが未経験のレースでしたから、誰もがニュートラルに入って行けたわけです。でも、今からだと結構厳しいです。でも、ここでなんとか参戦出来たので、良かったと思います」

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この記事について
シリーズ フォーミュラE , WEC
ドライバー 小林 可夢偉
チーム アンドレッティ , Toyota Gazoo Racing
記事タイプ 速報ニュース