小林可夢偉、”将来”フォーミュラEに参戦する可能性を否定せず

現在WECとスーパーフォーミュラに参戦する小林可夢偉は、将来フォーミュラEに参戦する可能性を示唆した。

 現在WECとスーパーフォーミュラに参戦している小林可夢偉が、将来の戦いの場としてフォーミュラEも視野に入れていることが分かった。

 フォーミュラEのベテラン記者であるサム・スミスによると、小林はフォーミュラEに興味を持っていることを否定していないという。

「フォーミュラEには興味があります。いくつかのチームと話はしていますが、すぐには乗れないでしょう」

 小林はそう語り、今年末から始まるシーズン4からの参戦は難しいことを認めている。今年の12月から始まる第4シーズンは、すでに既存チームのほとんどがドライバーを確定させている。

 しかし、小林に対する評価は非常に高く、WECを戦うTOYOTA GAZOO Racingのドライバーの中でも常にトップタイムを記録する力を持っている。そのため、いくつかフォーミュラEチームも彼に興味は持っているようだが、純粋な実力だけではシートを得られない現在のレース界の厳しさがある。

 これまでフォーミュラEでは佐藤琢磨(第1シーズン開幕戦)、山本左近(第1シーズン最終戦)の2人が走った経験があるが、いずれもフル参戦ではなかった。そして彼ら以降は日本人ドライバーは参加していない。

 もし小林が走ることになれば、日本におけるフォーミュラEの注目度が上がることは明らかで、現在進められているシーズン5以降の日本戦誘致のハードルも下がると思われる。

 ポルシェが今年限りでWECを撤退することになったため、ニール・ジャニのフォーミュラEに参戦することを決めた。ブレンドン・ハートレーもシートを狙っているという。小林と同じくスーパーフォーミュラにも参戦するアンドレ・ロッテラーは、テチータで第4シーズンからフォーミュラEに参戦することを決めたばかりだ。

 トヨタのWECチームからはセバスチャン・ブエミ、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペスなどがすでにフォーミュラEを戦っており、彼らから小林がフォーミュラEについての話を聞かされているだろうことは容易に想像が付く。

 今年はスーパーGTの鈴鹿1000kmにスポット参戦、さらにはGOODSMILE RACING & TeamUKYOの一員としてスパ24時間でメルセデスAMG GT3を走らせるなど、活躍の場を広げる小林可夢偉。その選択肢の中には、フォーミュラEへの参戦もあるのか? motorsport.comとしても、これから先の小林の動向に注目していきたい。

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シリーズ フォーミュラE , WEC , スーパーフォーミュラ
記事タイプ 速報ニュース