FE参戦の日産、デザインコンセプトは『空気抵抗と重力から自由になる』

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FE参戦の日産、デザインコンセプトは『空気抵抗と重力から自由になる』
執筆: Alex Kalinauckas
2018/03/06 10:09

日産は、ジュネーブモーターショーでシーズン5から参戦するフォーミュラEのマシンカラーリングを公開した。

Nissan Formula E
Nissan Formula E
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 シーズン5からフォーミュラEに参戦する日産は、ジュネーブモーターショーでマシンカラーリングを公開した。

 アライアンスパートナーであるルノーがF1活動に注力するため、同社のフォーミュラEでの活動を引き継ぐような形で、日産がフォーミュラEに参戦する日本初の自動車メーカーとなる。

「デザインチームは、シーズン5用のフォーミュラEマシンを一目見て、あたかも電動の鳥が超音速で飛んでいるようだ、と感じました」

 日産のグローバルデザイン担当のアルフォンソ・アルバイサ専務執行役員はそうコメントした。

空気抵抗と重力から自由になるというデザインコンセプトは、この第一印象から生まれています。フォーミュラEのマシンは実際非常に静かで、それでいて爆発的なスピードを出します。そのため、カラーデザインをする際に、ドップラー効果に留意したのは自然な成り行きでした。このドップラー効果の超音波パルスと、ソニックブームから発せられるパワーのコンビネーションは、日産のフォーミュラE参戦をより勢いづけています

 日産にとってフォーミュラEへの挑戦は、2015年に世界耐久選手権(WEC)LMP1プロジェクトを放棄して以来、主要な国際レースカテゴリーへの参戦する初の機会となる。

 NISMOのグローバル・モータースポーツ・ディレクターであるマイク・カルカモは、接戦が繰り広げられているフォーミュラEに日産は熱心に打ち込んでいくと語った。

「フォーミュラEの競争レベルはますます高くなっています。私たちは、これから待ち受けるユニークなチャレンジを熱望しています」

「今年(シーズン5)は全てのマニュファクチャラーが一新されたマシンやパワートレイン、バッテリーで戦います。日産は平等な条件でフォーミュラEに参戦できます」

 フォーミュラEのアレハンドロ・アガグCEOは、シリーズにとって日本市場がどれほど重要か述べた。日本では先週行われた第5戦メキシコシティePrixから、ツイッターでフォーミュラEのレースをライブ視聴できるようになっている。

「日産がABBFIA フォーミュラE選手権にデビューするのに先立ち、新しいカラーリングの第2世代フォーミュラEマシンを見られて興奮している」とアガグは語った。

「フォーミュラEは電動化への移行と、レーストラックから一般道への技術反映における、真に世界的なショーケースでありプラットフォームだ」

「日産のような有名で大きな日本のブランドが参戦しているということは、まさにその表れだ。日本は世界の自動車業界における重要なプレイヤーであり、フォーミュラEのファンを拡大する上でも重要な場所だ。実際、日本には多くのフォーミュラEファンがいる」

「シリーズに参戦する初めての日本メーカーとなる日産を含め、新たな顔ぶれを加えて、第2世代のマシンが動き始めるのが待ちきれない」

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シリーズ フォーミュラE
執筆者 Alex Kalinauckas
記事タイプ 速報ニュース