ディ・グラッシが渾身のアタックで首位。しかし最終結果は審議待ち

フォーミュラE第6戦プンタ・デル・エステePrixの予選でディ・グラッシが最速タイムを記録したが、最終結果は審議の結果待ちとなっている。

 フォーミュラE第6戦プンタ・デル・エステePrixの予選が行われ、ルーカス・ディ・グラッシ(アウディ・スポート・アプト・シェフラー)が暫定ポールポジションを獲得した。

 いつもと同じように4グループに分けて行われたプンタ・デル・エステePrixの予選。まずはランキング下位5台がグループ1に出走した。

 このグループ1でトップタイムだったのは、アウディ・スポート・アプト・シェフラーのルーカス・ディ・グラッシである。ディ・グラッシは1分14秒032を記録。2番手となったマーロ・エンゲル(ヴェンチュリ)に0.491秒という大差をつけてのトップタイムだった。

 ディ・グラッシは走行後、「いいラップだった。クルマも良かったよ。でも予選グループ1は不利だよ」と語り、路面コンディションの差が出走順によって大きく異なることを訴えた。

 続いて行われたグループ2でトップタイムだったのは、ヴァージンのアレックス・リン。しかしディ・グラッシのタイムに0.1秒及ばず、2番手止まりとなった。アンドレ・ロッテラー(テチータ)もこのグループに出走し、この時点で総合3番手となった。

 なおニコラス・プロスト(ルノー・e.ダムス)はシケインインサイドのボラードに接触。これでバランスを崩してしまい、シケイン出口のアウトサイドにクラッシュ! 左フロントを大破させてしまった。

 予選グループ3には、ランキング6〜10位のドライバーが出走。このグループで最も速かったのはジャガーのミッチ・エバンスだが、それでもディ・グラッシのタイムを上回ることができず、0.061秒差の総合2番手となった。オリバー・ターベイ(NIO)は総合4番手だった。

 マヒンドラのニック・ハイドフェルドは、ターン17を曲がりきれずウォールにクラッシュ。これで赤旗が掲出され、アタック中だったエドアルド・モルタラ(ヴェンチュリ)は、走行を中断せざるを得なかった。モルタラには再走行が許可され、単独でのアタックを行ったが、12番手が精一杯だった。

 最終グループ4には、ランキング上位5人が出走。速さを見せたのは、ランキング首位のジャン-エリック・ベルニュ(テチータ)だった。ベルニュは1分13秒672で総合トップ。ディ・グラッシに0.360秒の差をつけた。ただ、他のドライバーのタイムは伸びず、セバスチャン・ブエミ(ルノー・e.ダムス)は7番手、フェリックス・ローゼンクヴィスト(マヒンドラ)はウォールに接触するシーンもあり、14番手だった。

 ネルソン・ピケJr.(ジャガー)はセクター1まではベルニュを凌ぐ速さを見せたが、セクター2で痛恨のクラッシュ。タイムを残せず19番手に沈んだ。

 この結果、ベルニュ、ディ・グラッシ、エバンス、アレックス・リン(ヴァージン)、オリバー・ターベイ(NIO)がスーパーポールセッションに駒を進めた。

 まずアタックを行ったのはターベイ。しかし振るわず、1分14秒978に終わる。

 続いて走ったのはリン。リンは途中ボラードに接触して右フロントウイングを破損させるシーンがあったものの、1分14秒189を記録し、最初に出走したターベイに0.789秒の差をつける。

 3番目に出走したエバンスは、右フロントをウォールに接触させて若干のダメージを負うもターベイを上回った。

 4番目にコースインしたディ・グラッシが、渾身のアタックを見せる。セクター1、2こそリンを上回れなかったが、最終セクター3を完璧にまとめて1分13秒948のトップタイムを叩き出した。

 最後のアタックはベルニュだったが、セクター1でいきなりのミス。これでタイムを伸ばすことができず、スーパーポールセッション最下位の5位に終わった。

 これでディ・グラッシが暫定のポールポジションを獲得。しかし、シケイン不通過を問われてディ・グラッシ、リン、ターベイの3台が審議対象となっており、予選結果に変更が生じる可能性がある。

→フォーミュラE第6戦プンタ・デル・エステePrixスターティンググリッド(暫定)

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この記事について
シリーズ フォーミュラE
イベント名 プンタ・デル・エステePrix
サブイベント Qualify
サーキット プンタ・デル・エステ市街地
ドライバー ルーカス ディ・グラッシ
記事タイプ 予選レポート