フェリペ・マッサ、フォーミュラE参戦決定! ヴェンチュリと3年契約
元F1ドライバーのフェリペ・マッサはヴェンチュリに加入し、シーズン5からフォーミュラEを戦うことが発表された。
元F1ドライバーのフェリペ・マッサは、ヴェンチュリ・フォーミュラEチームと3年契約を締結し、シーズン5(2018/19年)からシリーズに参戦することが発表された。
20歳という若さで2002年にザウバーからF1にデビューしたマッサ。2017年限りで通算11勝を挙げた16年間のF1生活に終止符を打っていた。
1度目の引退の直後である2017年初頭には、ジャガーとフォーミュラEマシンのテストを実施、最近では初開催となったローマePrixに訪れるなど、フォーミュラEとの距離を縮めていたマッサ。2度目の引退発表の前には、シーズン5からフォーミュラEに参戦する”かもしれない”と示唆していた。
彼は、ヴェンチュリ・フォーミュラEチームと3年間の契約に同意。今後数週間以内に、チームとともに第2世代マシンのプライベートテストを完了する予定だ。
マッサは、フォーミュラE参戦について次のように語った。
「ヴェンチュリ・フォーミュラEチームと、チャンピオンシップに参戦することができて非常に嬉しい。フォーミュラEは、短期間で素晴らしいシリーズになっている」
「数年前から僕はこの革新的で、先進的な考えを持つシリーズへの関心を示していた。このシリーズは、指数関数的に発展している」
「僕は特に、レースのフォーマットが好きだ。都市の中心部でレースをして、ファンと触れ合うことができる。月末のテストに参加するのが待ち遠しい」
「ジルド(パストール/ヴェンチュリCEO)は、ハイパフォーマンスな電気自動車に関して、常に前進を続けている」
「チームは成長と発展の段階にある。このプロジェクトに貢献するため、できることは全てやっていきたいと思っている」
ヴェンチュリは現在、シーズン4のチームランキングで7位。マーロ・エンゲルとエドアルド・モルタラを起用しているが、モルタラはDTMでクラッシュを喫したため、今週末のベルリンePrixではスーパーフォーミュラにもスポット参戦しているトム・ディルマンが代役を務めることになっている。
「フェリペをヴェンチュリ・ファミリーに迎えることができて光栄だ」とパストールは述べた。
「私には彼が必要だった。彼の持つ経験とスピード、正直さが必要だったんだ。フォーミュラEは、セットアップもドライブも非常に複雑だ」
「だから他のカテゴリーよりも、ドライバーとエンジニア・チームのチームワークが成功の鍵になると言えるだろう」
「フェリペの持つF1での長年の経験は、我々にとって間違いなくブーストになる。そして彼の謙虚な性格により、彼がチームの話をよく聞き、素早くこのカテゴリーをマスターすると私は確信している」
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