BMW、フォーミュラEのアンドレッティと提携。2018年にはワークス参戦か

BMWは、アンドレッティと提携することで、ワークス参戦への基盤作りをするようだ。

 BMWがアンドレッティとパートナーシップを締結する噂が流れたのは、今年初めのことだ。BMWのワークスドライバーであるアントニオ・フェリックス・ダ・コスタは、今シーズンのフォーミュラEに集中するためにDTMへの参戦はせず、アンドレッティとの契約を結んでいる。

 2016/17シーズンのダ・コスタのチームメイトは、ロビン・フラインスだ。今シーズンの開幕戦香港まで、残り1カ月をきっている。

 BMWは、シーズン1からフォーミュラEにオフィシャルカーを提供。全てのレースで、電気自動車とハイブリッドカーが用意された。今までBMW i8はセーフティカー、i3はメディカルカーとして活躍している。

 今回のアンドレッティとBMWの動きは、将来的にはBMWがワークスとして参戦するために、アンドレッティでその基盤を作るためではないかと考えられる。今季初めからアンドレッティのチームメンバーとBMWのエンジニアたちは、活動を共にしている。

 BMWのディレクターであるジェンス・マーコートは、BMWがアンドレッティと共に仕事をしていることを、今年の7月に明かしている。

「今後数年間のアンドレッティと連携は、フォーミュラEに関する一連の流れやプロセスを学び、ノウハウを蓄積することを目的としている」と、マーコートは語った。

「我々のワークスドライバーであるダ・コスタは、すでに活動しており、我々はシーズン5でワークス参戦を考えている」

「参戦に向けてステップを踏むために、例えばバッテリーの容量を増加させるなどの積極的な開発が前提として必要だ」

 また今回のニュースは、BMWによる2018年からのWEC参戦表明と同じタイミングだ。アンドレッティとの提携も、BMWにとって世界的なモータースポーツの展開計画の一部だと言える。

 BMWのシニア副社長であるヒルデガルト・ヴォルトマンは、今後の展開について語った。

「新しいモータースポーツをBMWが手がける戦略は、”ブランドの印象”を根強くすることが目的です。別のコミットメントとしては、それぞれのブランドと共に、モータースポーツファンやそういった顧客に対して貢献することを理想としています」

「このコミットメントによって、既存のターゲット層を拡張させることができると思っています。例えばですが、都心部の顧客や若い顧客にこういった活動を目にしてもらえるようになります」

「我々は、モータースポーツでの展開に、全面的に取り組んでいます。そうすることで、世界的に大きなブランドとして示していけると考えています。BMWとモータースポーツは、一緒にあるのです」

「BMWにとってモータースポーツは、切り離すことのできないブランドイメージの一環です」

 フォーミュラEに対するBMWのコミットメントは、アウディ、DS、ルノー、ジャガー、マヒンドラ、ネクストEV、および主要な電気工学メーカーに参入することだ。

 一方、ボルボや日産も将来的な参入を検討していると言われている。

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この記事について
シリーズ フォーミュラE
ドライバー アントニオ フェリックス・ダ・コスタ , ロビン フラインス
チーム アンドレッティ
記事タイプ 速報ニュース