速さはあるのに……日産のブエミ、結果につながらず苦悩が続く

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速さはあるのに……日産のブエミ、結果につながらず苦悩が続く
2019/03/23 5:08

日産・e.ダムスのセバスチャン・ブエミは、競争力がはるかに上がっていながらも、結果が出ないことにフラストレーションを溜めている。

 フォーミュラEに参戦する日産・e.ダムスのエース、セバスチャン・ブエミは、速さはありながらも結果に繋がらないレースが続いていることに対し、フラストレーションが溜まっていると認めた。

 シーズン2の王者であるブエミだが、2017/18年に行われたシーズン4は未勝利に終わり、ランキングは4位止まりだった。

 そして迎えたシーズン5。日産がルノーのエントリーを引き継ぎ、日産・e.ダムスとして参戦。ブエミも日産のエースナンバーである23番を背負った。

 ブエミは第3戦サンティアゴと第4戦メキシコシティで優勝争いを展開。チームメイトでルーキーのオリバー・ローランドも第5戦香港で一時トップを走行するなど、チームは確かな競争力を示してきた。

 しかしながら、その速さは結果に繋がっていない。ブエミがポールからスタートしたサンティアゴでは、ウォールと接触しリタイア。ソフトウェアに不具合があったのだという。メキシコではブエミ、ローランド共に”電欠”でマシンストップ。香港ではローランドが操作ミスで失速と、あらゆるトラブルに見舞われている。

 シーズン4では、序盤5レースで3回表彰台に上がったブエミ。今季は今の所6位が最高位でランキング13位に沈んでいるが、チームは昨年よりも良い状態にあると彼は考えている。

 第6戦三亜ePrixを前に、ブエミはmotorsport.comに次のように語った。

「今は環境が違うんだ。日産と組んでいるし、マシンは新しい」

「昨年はうまくいかなかった部分も、今のところうまく機能している。だが悪化している部分もあるかもしれない」

「比較するのは少し難しいけど、チームは昨年よりもはるかに強力だと思う」

「僕たちは、これまでよりも優れた結果を手に入れるのに値する。それがいつか実現すると確信している。時間の問題だ。結果につながっていないだけだ」

「最終的には結果だけが重要だ。僕たちはイライラしている。それは隠さない。正直言って、僕たちは(結果に)失望している」

 これまで5レースが終わったフォーミュラEのシーズン5だが、これまで2勝目を挙げたドライバーは出ていない。このことから、ブエミはまだタイトル争いに加わるチャンスがあると考えている。

「誰も大量得点していないことを幸運に思っている。僕は15ポイントで、トップは54ポイント(ヴァージンのサム・バード)だ。もちろん良くはないけどね」

「だけど僕は、チャンピオンシップについて考えているのではなくて、まずは結果を出すことを考えている」

 日産・e.ダムスは、三亜でも好調をキープ。2台揃って予選スーパーポールセッションに進出した。そしてローランドが暫定トップに立ち、最終走者のブエミのアタックを見守る展開に。チームがポールポジションを手にすることが確実な状況の中、注目は日産・e.ダムスがフロントロウを独占できるかどうかだった。

 しかしブエミはアタックでまさかのミス。ブレーキングで止まりきれず、ウォールに突き刺さってしまった。幸いダメージは大きくなく、決勝は5番グリッドからスタートすることになるが、また今回も躓いてしまう結果となった。

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この記事について

シリーズ フォーミュラE
イベント 第6戦三亜ePrix
ドライバー セバスチャン ブエミ
チーム ダムス
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