タイトル争いの芽は“無くなった”。日産ブエミ、優勝チャンスを逃し白旗
セバスチャン・ブエミはパリE-Prixでの優勝を逃した後、フォーミュラEのタイトル獲得のチャンスが“終わった”と公言した。

フォーミュラE第8戦パリePrixを2番グリッドからスタートした日産・e.ダムスのセバスチャン・ブエミは優勝を逃し、タイトル獲得のチャンスはもはや無くなってしまったと語った。
決勝レースは、ポールポジションからスタートしレースをリードしていたブエミのチームメイト、オリバー・ローランドがウォールに突き刺さるクラッシュによって、セーフティカーが導入された。そして、その後はブエミがリードする展開となった。
しかし、ブエミは後ろから迫るロビン・フラインス(ヴァージン)と接触。ブエミのタイヤは内圧低下に見舞われ、ブエミはタイヤ交換のためのピットインしたが、ピットレーンのスピード違反によってドライブスルーペナルティを科されポジションを落としてしまった。
最終的にブエミは15位フィニッシュ、ランキングでは13位に位置している。このレースで勝利しランキングトップに立ったフラインスとは、5レースを残して51ポイント差となっている。
ブエミはフラインスとの衝突の影響について“バルブが外れてしまい、タイヤの空気を失ってしまった”とmotorsport.comに語っている。
「“パンク”はゆっくりだった。何周かは走ることができたんだ。だけど、タイヤの空気は抜けてしまって、段々と遅くなってしまった」
ブエミはフラインスの方に“より大きな責任がある”と感じている。しかし彼は「TV画面で見えるほど悪くはなく、フラインスのせいにしたいわけではない。ただ、今回のレースは僕たちのモノだと感じられていたので、受け入れる事は難しい」とも付け加えている。
「タイトル争いは終わったと思っている。だけど僕は最後までプッシュし続けるつもりだ。今回優勝できていたらまた違っていたけれど、今はもう難しいだろう」
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この記事について
シリーズ | フォーミュラE |
イベント | 第8戦パリePrix |
ドライバー | オリバー ローランド , セバスチャン ブエミ |
チーム | Nissan e.dams |
執筆者 | Alex Kalinauckas |
タイトル争いの芽は“無くなった”。日産ブエミ、優勝チャンスを逃し白旗
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