【フォーミュラE】ニック・キャシディ、初ポールポジションを喜ぶ「肩から重荷を下ろせた!」
フォーミュラEの第4戦ローマePrixでポールポジションを獲得したニック・キャシディ(ヴァージン)は、”肩の重荷が下りた”と喜びを語った。
Pole man Nick Cassidy, Envision Virgin Racing, with his trophy
Simon Galloway / Motorsport Images
今季からフォーミュラEにフル参戦しているニック・キャシディ(ヴァージン)は、第4戦ローマePrixのスーパーポールセッションで最速タイムを記録し、2番手のノーマン・ナトー(ヴェンチュリ)に0.3秒の差をつけてポールポジションを獲得した。
開幕ラウンドのディルイーヤでも、印象的な活躍を見せたキャシディ。しかし当時はペナルティを科されてしまい、その速さが報われることがなかった。
ただ今回は、セッション直前に雨が降り、ウエットになった路面が徐々に乾いていくという難しいコンディションの中、力強いパフォーマンスを発揮。フォーミュラEで初のポールポジションを手にした。
「フォーミュラEで初めてポイントを獲ったなんて、奇妙に聞こえるよ」
ポールポジションを手にしたことで、初ポイントを獲得したキャシディは、冗談めかしてそう語った。
「これまでの数レースにはとても満足しているし、マシンを快適に感じることができていた。よく落ち着いてもいたんだ。でも、これまではそれを証明するモノは何もなかった。でも、ようやく全てをまとめることができた。肩の重荷を下ろすことができたように感じるよ」
「チームにポイントをもたらしたことで、彼らの努力に報いることができたことを嬉しく思う。とても感謝しているんだ」
キャシディは前日に行なわれた第3戦を10番手でフィニッシュした。しかし、レース中にBMWのジェイク・デニスと接触したことの責任を問われ、15位に落ちた。そのため、ポールポジションを獲得したことでもたらされる3ポイントが、キャシディにとってフォーミュラEでの初ポイントになったというわけだ。
ポールポジションからスタートする決勝に向けては、天候次第だとキャシディは語る。
「レースでは、変化していくコンディションでどう展開していくのか分からない」
「先頭からスタートするから、エネルギーをどう使っていくかという考え方は、これまでとは異なる。でも、レースでも大丈夫であることを願っているし、何ができるかを見てみることにしよう」
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