フォーミュラE メキシコシティE-Prix

ティクトゥム、フォーミュラEの現状を痛烈批判「下手なレンタルカートのレースみたくなっちゃってるよ!」

ダニエル・ティクトゥム(クプラ・キロ)が、フォーミュラEのレースの現状について痛烈に批判。再考を求めている。

Ed Hardy

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公開日時: 2026/01/13 10:35

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Dan Ticktum, CUPRA KIRO

Dan Ticktum, CUPRA KIRO

写真:: Simon Galloway / LAT Images via Getty Images

 クプラ・キロのダニエル・ティクトゥムが、フォーミュラEのレースとその運営体制のレベルについて、激しい批判を展開している。

 ティクトゥムはフォーミュラEの2025/2026シーズンの序盤2戦が終わった段階で、まだ1ポイントも獲得できていない。

 サンパウロでの開幕戦では、フロントロウからスタートしたにもかかわらず、ニック・デ・フリーズ(マヒンドラ)と接触してパンクし、その後リタイア。第2戦メキシコシティE-Prixでは、アンニオ・フェリックス・ダ・コスタ(ジャガー)に接触され、またもリタイアに終わったのだった。

 なおダ・コスタがティクトゥムに接触したのは、ニック・キャシディ(シトロエン)と接触したことが引き金となっていた。しかしスチュワードは、キャシディとダ・コスタの接触は軽微なモノであり、ティクトゥムが巻き込まれたことは「いくつかの不運な要素が重なった結果」だったと結論。いずれのドライバーにもペナルティを科さなかった。

 ある意味とばっちりを受ける格好でレースを失うことになったティクトゥムはこの裁定に反論。開幕戦でも、不可解な裁定があったと訴えた。

「ウォールに当たらないように気をつけていたんだ」

 ティクトゥムはSNSにそう投稿した。

「以前の投稿で、別の愚かなヤツが僕にぶつかってくるかもしれないと言ったけど、まさにその通りになった」

「最初の数周は順調だった。当時は5番手か6番手だったと思うけど、ぶつけられて3つポジションを落とした。でも当ててきたドライバーは、ペナルティを受けなかったんだ。誰かが後ろからぶつかってきたのにペナルティなしなんて、どうやって世界選手権が成り立つんだ?」

「別のアクシデントがあってセーフティカーが出動し、その数周後にターン5でまたアクシデントが起きた。僕はその被害者になってしまった。サスペンションにダメージを負ってしまったから、レースはそこで終わってしまったんだ」

「そろそろ問題の核心に触れなければいけない。それは、今のフォーミュラEにおけるスチュワードのレベル、あるいはスチュワーディングの欠如だ。F1ほどではないことは承知しているが、フォーミュラEだって世界選手権の称号を得ているのに」

「ドライバーズブリーフィングで何が行なわれているのか、あまり詳しくは言えない。でもサンパウロでのことについては、彼らは完全に何かを見逃したと言っていた。これは世界選手権なんだ。FIAとして見逃すなんて、あってはいけない。全く不十分だ」

「あまりにも多くのことを見逃していることで、レンタルカートの”下手な連中”によるレースのようになってしまう。ドライバーたちは幸運を願いながら勝手に動き、あちこちでウイングが飛び散る……これじゃあただの混乱だ」

 チームメイトでルーキーのホセ-マリア・マルティは、開幕戦サンパウロで赤旗をフルコースイエローと誤認したことで、ライバルのリヤに追突してしまうことになった。そのペナルティにより、今回のメキシコシティでは最後尾スタート。さらにパワートレインを完全に交換したことで、10秒のストップ&ゴーペナルティを受けた。にもかかわらず最終的には7位でフィニッシュし、6ポイントを獲得した。

 今季無得点のティクトゥムは、それでは予選順位なんて関係ないじゃないかと考えているようだ。

「レースが極端に厳しくなり過ぎて、台無しになるのも嫌だけど……今は正しくないと思う」

 ティクトゥムはそう語った。

「チームメイトはポイントを獲得した。彼にとってはよかったけど、フォーミュラEでの最初の2戦を総括すると、サンパウロで大きなクラッシュに見舞われ、グリッド最後尾からのスタートだったし、ストップ&ゴーを受けたんだ」

「僕は最初の2レースで、予選2番手と6番手を獲得したのに、チームメイトにランキングでは負けている」

「だから予選なんて走らずに、後方でのんびりとしていて、みんながぶつかるのを待ちながらエネルギーを温存する……そこから追い上げていった方がいい。本当にフラストレーションが溜まるシーズンの序盤戦だった」

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