e.ダムス「ペナルティはコントロール不可能だったが、ブエミは完璧なレースをした」
ルノーe.ダムズのセバスチャン・ブエミは、予選でグリッド降格したものの、2勝目を上げた。










ルノーe.ダムスのシニアチームマネージャーであるジャン-ポール・ドゥリオは、マラケシュePrixでのセバスチャン・ブエミが『完璧なレース』をしたと確信している。彼は決勝を7番グリッドからスタートしたが、今季2勝目を飾った。
「我々はジャン-エリック・ベルニュや(フェリックス)ローゼンクビストよりも、常にエネルギー消費量が5~6%改善されるような作戦を持っていた。1周目の時点で良い兆候があった」とドゥリオは語った。
「我々はそれを見て、完璧な仕事ができているとわかった。ベルニュも問題を抱えなければ最後まで戦えただろう。完璧なレースだった」
「シーズンの早い段階で、大きなポイントを獲得することはとても重要だ。アウディには昨年のようにはいかせない」
「現在、競争力が格段に向上しているDSヴァージンやマヒンドラ、テチータから最大限にポイントを得ることはとても重要だ」
「次のレースで何が起きるかわからないので、私はいつも慎重に構えている。しかし昨日、我々はフォーミュラEがどれほど速く進化したのかを見た」
「通常であれば、彼ら(アウディ)は今週末のタイムよりも優れているはずだ。彼らは問題を抱えていた。しかし、彼らの問題など私は気に止めない。彼らはすぐに調子を取り戻すだろう」
「我々は集中し続けなければならない」
ペナルティはコントロール不可能
ドゥリオは、ブエミが受けた消火器のトラブルによるペナルティは、チームのコントロールを超えたものであると説明した。
「予選中のことだ。コーナーを曲がる際、2本のワイヤーがトラブルを起こした」
「大きな問題は、それがドライバーのシートの下にあり、それが空であることを示す表示やランプはない。しかも消火器の中身は液体ではなく気体だ。どうなっているか様子を見ることもできない」
「テクニカルスチュワードは走行前に確認してくれていて、それはクリアしていた。私もそれで大丈夫だと思っていた」
「そこに得られるものは何もない。我々はウェイトを使用しているため、ウェイトなしでは重量制限を下回ってしまう」
「安全面では規制違反だが、スチュワードたちは我々の状況を汲み取ってくれたように思える。そのトラブルは我々のコントロールできない領域のものだ」
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この記事について
シリーズ | フォーミュラE |
イベント | マラケシュePrix |
ロケーション | Circuit International Automobile Moulay El Hassan |
ドライバー | セバスチャン ブエミ |
チーム | DAMS |
執筆者 | Sam Smith |