F1ドキュメンタリーの立役者、エリー・ノーマンがフォーミュラEのマーケティング責任者に就任
フォーミュラEは、新たなチーフ・マーケティング・オフィサーにF1やサッカーなどで活躍したエリー・ノーマンが就任することを発表した。
Ellie Norman, Formula E chief marketing officer
写真:: FIA Formula E
フォーミュラEは、9月30日付けでエリー・ノーマンをチーフ・マーケティング・オフィサー(CMO)に任命することを発表した。
2020年7月以来CMOを務めてきたヘンリー・チルコットは4年間の任期を終え、今夏に退任することになる。
ノーマンは直近2年間は名門サッカークラブのマンチェスター・ユナイテッドでチーフ・コミュニケーションズ・オフィサーとしてメディア対応、広報、ブランド開発、クリエイティブ・コンテンツ、ファンエンゲージメントを担当してきた。
しかしその前はF1で活躍。FOM(フォーミュラワン・マネジメント)のマーケティング部門トップとして、様々な取り組みを主導した。
彼女はF1の多様性推進の取り組み『#WeRaceAsOne』の他、F1による動画配信サービス『F1 TV』の導入やNetflixの人気F1ドキュメンタリー『Drive to Survive』などによるF1のリブランドやファンとの関わり方を近代化するうえでの立役者だった。
さらにその前は、ヴァージン・メディアやホンダでもマーケティングを担当していたという。
今後はフォーミュラEでブランド、マーケティング、PR、コーポレート・コミュニケーション、デジタル&ソーシャルメディア、ファンエンゲージメントを含む、新たに拡大された職務を担当することになるという。
フォーミュラEのジェフ・ドッズCEOは、ノーマンを迎えることでシリーズの成功に繋がると語った。
「エリー・ノーマンをフォーミュラEのチームに迎えることを嬉しく思う。彼女の就任はモータースポーツ業界により積極的な改革をもたらすという明確な目標を掲げて、意図的に役割を再編成したもので、ビジネスにとって戦略的かつ重要なものだ」
「フォーミュラEが世界的なファン層と視聴者の増加とともにより高いマイルストーンに到達し続けるなか、これからのシーズンで野心的な目標を達成し続け、ファンとパートナーに可能な限り最高のものを提供するためには、我々の努力を倍加させることが不可欠だ」
「ヴァージン・メディアとホンダの両社でエリーと一緒に仕事をしてきた私は、ブランド開発とファンエンゲージメントに対する彼女のダイナミックなアプローチがフォーミュラEでの成功につながると確信している」
「同時にヘンリーにも感謝の意を表したい。彼はフォーミュラEというブランドをビジネスが成長する激しい時期に巧みに導いてきた。彼の傑出した業績はフォーミュラEの中で今後何年も生き続けるだろう。彼が達成したかったことをすべて果たした今が、彼が移籍する適切な時期だと同意した」
「シーズン11(11ヵ所で17レースが開催されるこれまでで最も忙しいシーズン)を前にして、私はフォーミュラEの方向性とCMOとしての新たな役割を担うエリーのリーダーシップの下でのビジネスの成長の可能性に興奮している」
ノーマンは、CMO就任についてプレスリリースに次のようにコメントを寄せた。
「フォーミュラEの旅路において極めて重要で、大きな成長の野望を抱いているこの時期に参加できることをうれしく思っています」
「10年前の発足以来、私はこのシリーズの発展を傍観者として注意深く見守ってきましたが、技術革新と持続可能性を核に、エキサイティングな場所で行なわれるドラマチックな電動レースを中心に、まったく新しいファン層を育てようというそのひたむきな目標にはいつも感銘を受けていました」
「最近、リバティ・グローバルからの支援が拡大されたことで、
地球上で最も急速に成長しているモータースポーツとしてフォーミュラEの将来に対する明確なビジョンが示され、ジェフからこの役割について打診されたとき、この機会を逃すわけにはいかないと思いました」
フォーミュラEのシーズン10(2023-24年)は、残すところロンドンでのダブルヘッダー(7月20~21日)のみ。日本のモータースポーツファンにもおなじみのニック・キャシディ(ジャガー)が初チャンピオン獲得を目指し、ポイントリーダーに立っている。
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