FEテスト:ロッテラー&ロシター参加も、シケイン追加でタイムに影響

フォーミュラEのプレシーズンテストが行われたが、2日目からコースにシケインが追加されタイムにも影響が出た。

 10月2日と3日に、バレンシアでフォーミュラEのプレシーズンテストが行われた。しかし初日から2日目にかけてシケインが追加され、タイムにも大きな差が出てしまった。

 また先日テチータからフォーミュラEに参戦することを発表したアンドレ・ロッテラーや、ヴェンチュリのシートを狙うジェームス・ロシターらもこのテストに参加した。

テスト初日:ターベイがトップも、1秒以内に10台

 初日はオリバー・ターベイ(ネクストEV)がトップタイムをマークした。ターベイのタイムは1分18秒565で、0.012秒遅れの2番手にセバスチャン・ブエミ(ルノーe.ダムス)がつけた。さらにブエミのタイムからわずか0.002秒遅れの3番手に昨シーズン王者のルーカス・ディ・グラッシ(アプト・シェフラー・アウディ・スポート)が入った。

 トップのターベイから4番手のフェリックス・ローゼンクヴィスト(マヒンドラ)までが0.1秒以内に入り、トップ10までのドライバーが1秒以内に収まるという結果になったテスト初日。この日はスーパーフォーミュラに参戦するロッテラーや、スーパーGTに出場しているロシターなどもテストに参加した。

 だがロシターは走行中にマシンにダメージを負ってしまった。というのもスタート・フィニッシュラインには間に合わせのシケインが設置されており、彼はそのシケインに”接触”してマシンにダメージを負い初日を17番手で終えた。なおこのシケインでは、サム・バード(DSヴァージン)も午前のセッションでマシンにダメージを負っていた。

 このシケインは、マシンのパワートレイン回転速度が早い段階で限界に達することを避け、ターン1の手前で速度を落とすことを目的に設置されたものだ。バードやブエミはこのシケインに不満を述べていた。

 ロッテラーは、コース上でマシンが止まってしまうなどのトラブルに見舞われ、初日は10番手。タイムもチームメイトのジャン- エリック・ベルニュより0.5秒ほど遅かった。

 WEC(世界耐久選手権)でロッテラーのチームメイトを務めるニール・ジャニもドラゴン・レーシングからこのテストに参加している。初日は予選想定の走行を完遂できず、19番手どまりだった。

テスト2日目:ブエミが首位。ロシターはクラッシュでアタックできず

 2日目はスタート/フィニッシュライン上に設置されていたシケインに変更が加えられた。フィニッシュラインよりも前に新しくシケインが追加され、ストレートが3分割されることになったためラップタイムも初日に比べて3秒ほど遅くなった。

 その2日目はブエミが午前中に1分21秒890というトップタイムをマーク。午後もこのタイムに近いタイムで走行を重ねた。

 2番手には1分21秒934をマークしたローゼンクヴィストがつけ、3番手には1分21秒950のバードが入った。昨シーズンのチャンピオンであるディ・グラッシは1分22秒215で6番手だった。

 ロシターは2日目もヴェンチュリのマシンに乗ったが、午後のセッションでクラッシュしてしまった。彼はフライングラップを走っていた終盤にシケインでクラッシュ。このせいで、ロシターは2日間のテストで予選想定のアタックを一度も完了できずに終わってしまった。

 ロッテラーも2日目のテストに参加したが、タイムは1分23秒312で16番手だった。

 このテストは3日間で行われ、1日休みを挟んで5日にテスト最終日を迎える。

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この記事について
シリーズ フォーミュラE
ドライバー セバスチャン ブエミ
チーム ダムス
記事タイプ テストレポート