FE移籍市場はディ・グラッシが中心

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FE移籍市場はディ・グラッシが中心
Sam Smith
執筆: Sam Smith
2016/05/01 13:52

フォーミュラEが春の訪れと共にヨーロッパに戻って来たが、早くもシーズンに向けてドライバー市場が動き始めた。

Lucas di Grassi, ABT Schaeffler Audi Sport
Lucas di Grassi, ABT Schaeffler Audi Sport leads
Sébastien Buemi, Renault e.Dams
Antonio Felix da Costa, Team Aguri
Jean-Eric Vergne, DS Virgin Racing and Xavier Mestelan Pinon, DS Performance Director
Mahindra Racing car with Magneti Marelli logo
Safety car

 先日パリで行われたフォーミュラE、シーズン3に向けてドライバーマーケットが動き始めた。あるチームのボスがこう言う。

「来季に向けてのドライバーマーケットが正式に動き始めた。ジャン-エリック・ベルニュとセバスチャン・ブエミのマネージャーであるジュリアン・ジャコビが来ていたからね」
 ジャコビはかつてアイルトン・セナのマネージャーも務めた敏腕マネージャーだ。

 狭いパドックに飛び交った話題はいくつもある。アントニオ・フェリックス・ダ・コスタはいくつの誘いを受けた? ジャガーはパリの後でテストをするのか? いくつもの誘いを受けているまだフォーミュラEを走っていないイギリス人ドライバーは誰だ? いつアンドレッティとBMWの提携は発表されるのだ? DSヴァージンはもうベルニュの替わりのドライバーを決めているのか? ニール・ジャニとピポ・デラニは本当にパリに観光に来ていたのか? マヒンドラの他にどこのチームがマネッティマレリのオファーを受けるのだ?

 いくつもの疑問が飛び交っていたが、最も驚いたのは金曜日の午後にmotorsport.comがディ・グラッシと話したときだ。現在選手権をリードするディ・グラッシは、来季はまだどこで走るか決めていないと語ったのだ。それはディ・グラッシが来季はアプト・シェフラー・アウディ・スポート以外のチームで走る可能性があるということだ。現在最も安定したパフォーマンスを見せているディ・グラッシは、実はどこのチームからも最も欲しがられているドライバーだ。

 メキシコのレースで失格になった後、ディ・グラッシは公には沈黙を通してプロとして振る舞った。しかし、個人的には25点が消えてしまったことにハラワタが煮えくりかえっていた。ブエノスアイレスとロングビーチでディ・グラッシの最大のライバルであるルノー・e.ダムスのブエミが大きなポイントを失ったが、その後ディ・グラッシが素晴らしいパフォーマンスを見せて選手権をリードした。ロングビーチとパリで勝利してブエミに11点もの大差を付けたのだ。それに見るように、アプト・シェフラー・アウディ・スポートは、現在最も強力なチームとして選手権を戦っている。とすると、ディ・グラッシの言葉は何を意味するのだろうか? チームとの間に何か起こったのか? あるいは有力なチームから声がかかったのか?

 これまでアントニオ・フェリックス・ダ・コスタがドライバーマーケットの中心人物だと言われてきた。彼はいくつものチームから誘いを受けていると言われる。しかし、パリのレースが終了してからは、マーケットはディ・グラッシを中心に回り始めたと言ってよかろう。

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この記事について

シリーズ フォーミュラE
執筆者 Sam Smith
記事タイプ 分析