【FE】ブエミの失格にルノー・e.ダムス「ただ信じられない!」

フォーミュラEのモントリオールePrixレース1で失格となったブエミ。チームはバッテリーの重量差を疑っている。

 フォーミュラEモントリオールePrixレース1のフリー走行でクラッシュを喫し、マシンに大ダメージを負ったルノー・e.ダムスのセバスチャン・ブエミ。彼はその後の決勝で劇的な走りを見せ、4番手でフィニッシュしてみせた。

 しかし、レース後の車検で車両の最低重量が満たされていなかったことが確認されたため、ブエミには失格の裁定が下り、12ポイントを失うことになった。この結果アプト・シェフラー・アウディ・スポートのルーカス・ディ・グラッシが、18ポイントのリードを持って、最終戦モントリオールePrixレース2を迎えることになった。

 フォーミュラEの技術規則第5条1項では、「ドライバーを含むマシンの総重量は、イベント中は常に880kg以上でなければならない」と規定されている。

 フリー走行でクラッシュしたブエミのマシンは、新しいモノコック、バッテリーパック、ギヤボックスを含む、多くの新しいパーツを使っていたという。

 FIAの公式文書には、以下の様に記載されている。

「テクニカルデレゲートによって計量スケジュールが30分延長されたにも関わらず、マシンを再度組み立てた後、レーススタートまでに車重を量る時間が足りなかった。チームの報告によれば、再度組み立てられたマシンの重量変化に対応して、バラスト4kgを追加して補った」

 このペナルティにより、ブエミはレース失格処分。ディ・グラッシとのポイント差は18に開き、レース2を迎えることになった。

 FIAから失格を通知された直後、ルノー・e.ダムスのチーム代表であるジャン-ポール・ドゥリオは、次の様に語った。

「我々には重量を量ることができなかった。時間がなかったからだ。だから4kgのウエイトを追加し、さらにマージンとして3kgを積んだんだ」

「つまり合計で7kgだ。しかしマシンは3kg重量が足りなかった。合計で10kgの違いだ。我々はこれについて、ただ理解することができない」

「我々はバッテリーの重量について、アピールをしようとした。我々はバッテリーに大きな違いがあると信じているから。しかし、それは非常に複雑だ。そして我々にはパルクフェルメで火が出たニコラス(プロスト)のマシンなど、すべきことがたくさんあった」

 チームはブエミが失格となった裁定に、異議を唱えないことを選択したとみられる。

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この記事について
シリーズ フォーミュラE
イベント名 モントリオールePrix
ドライバー セバスチャン ブエミ
チーム ダムス
記事タイプ 速報ニュース