【FE】マヒンドラ、次期フォーミュラEマシンをグッドウッドで披露
マヒンドラは、今週末に行われるグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで、シーズン4用マシンを始めて走行させる。








マヒンドラは、今週末に行われるグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードにおいて、シーズン4用の新型マシンを始めて走らせるチームとなる。このドライブは、ニック・ハイドフェルドが担当する予定だ。
2017-18年シーズンのマシン開発テストは、これまで非公開で行われてきたが、今回始めてその走行シーンが公にされることとなる。
シーズン4の最も大きな変化は、レース中のパワーユニットの出力が上げられる点にある。これまでは最大170kWだったものが、来季からは180kWに引き上げられるのだ。続くシーズン5には、さらに多くの変更点が待ち構えており、それを先行して投入するという格好だ。
マヒンドラのチーム代表であるディルバー・ジルは、次のように語る。
「我々はヒルクライムで、EVフォーミュラでの最高記録を樹立するためにニックと共にM4エレクトロをグッドウッドに持ち込むことに、とても興奮している」
「我々は常にチームとして視野を広げようとしている。そして、シーズン4用のマシンをファンや自動車愛好家の皆さんに紹介する、グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードよりも素晴らしい方法を見出すことができなかった」
他のフォーミュラEチームは、10月にバレンシアで行われるプレシーズンテストまで、シーズン4用マシンを公開する予定はない。
マヒンドラによれば、新車のM4エレクトロは、ギヤが1速しか存在しないという。現在のマヒンドラのマシンは、3速ギヤを選択している。
なおドライブを担当するハイドフェルドは、グッドウッドのヒルクライムで最速記録を持っているドライバーである。この時は1999年のマクラーレン・メルセデスのF1マシンに乗り、41.6秒で駆け上った。最新のフォーミュラEマシンがこの記録にどこまで”迫る”ことができるだろうか?
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