【FE】下肢切断のモンガーのため、チャリティーカートレースを開催

フォーミュラEに参戦しているドライバーは負傷したビリー・モンガーのため、パリePrixの開催前にチャリティーカートレースを開催する。

 先月、ドニントン・パークで行われたF4でのレースで、ビリー・モンガーは恐ろしいクラッシュに遭遇。負傷により両下肢を切断することになってしまった彼への支援のため、フォーミュラEに参戦しているドライバーたちがチャリティーとしてカートレースを開催するようだ。

 モンガーが所属していたJHR・ディベロップメントは事故後、彼のためにクラウド・ファンディングのサイトを立ち上げた。今月18歳となった彼のリハビリを支援するため、目標額の3倍以上である81万6千ポンド(約1億1700万円)が寄付されている(5月18日現在)。

 フォーミュラEに参戦しているネルソン・ピケJr.(ネクストEV NIO)とジャン-エリック・ベルニュ(テチータ)は彼に対する支援のため、カートレースを企画した。

 カートレースは、フォーミュラE第6戦パリePrixの前の18日(木曜日)の夕方に、ベルニュ所有のパリにあるカート場(RKC Karting Paris circuit)で行われる。

 レーシング・フォー・ビリーと名付けられたこのイベントには、最低20ポンドを寄付することでファンもエントリーすることが可能だ。

 フォーミュラEドライバーと”宝くじ”に当選した2人のファンで、チームが構成されるようだ。すべてのフォーミュラEドライバーがイベントに参加できるわけではないものの、ピケはmotorsport.comに多数のドライバーが参加すると語った。

「僕たちが属するコミュニティ全体にとって、良いことだと僕は思う」とピケは説明した。

「これは誰にでも起こりうることだ。その度に、こういったサポートを必要とする。彼の人生は変わってしまったんだ。それを助けようとすることに、負担なんて何もない」

「僕たちは他にもできることを考えているけど、これが最初の一歩だ」

 モナコePrixで接触したピケとベルニュ。ベルニュはこのクラッシュで右手を負傷し「ピケはモナコでの僕のレースだけじゃなく、次戦パリでのレースも”破壊”した」とmotorsport.comに語っていた。しかし二人は先週このアイデアを話し合い、急速にチャリティー企画が進行したようだ。

 モータースポーツのコミュニティや世界中の様々な選手権でも、モンガーに対する支援が行われており、『#BillyWhizz』ステッカーや支援を表明するメッセージが、各マシンやウェアなどに掲げられている。

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この記事について
シリーズ フォーミュラE
ドライバー ジャン-エリック ベルニュ , ネルソン ピケJr. , Billy Monger
記事タイプ 速報ニュース