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ダ・コスタがPP。エバンス13番手で逆転タイトル遠のく|フォーミュラE最終戦ソウルePrix予選

フォーミュラE第16戦ソウルePrixの予選が行なわれ、アントニオ・フェリックス・ダ・コスタ(DSテチータ)がポールポジションを獲得した。

Antonio Felix da Costa, DS Techeetah, DS E-Tense FE21

写真:: Sam Bloxham / Motorsport Images

 2021-2022フォーミュラE第16戦ソウルePrixの予選が行なわれた。ポールポジションを獲得したのはアントニオ・フェリックス・ダ・コスタ(DSテチータ)だった。

 全16戦で争われる今季のフォーミュラEも今回が最終戦。今季1勝ながらコンスタントに入賞を重ねてきたストフェル・バンドーン(メルセデス)が195ポイントでランキング首位で、4勝のミッチ・エバンス(ジャガー)が174ポイントでただひとり逆転タイトルの可能性を残しているという状況だ。

 しかし、デュエル進出をかけたグループ予選でふたりの明暗は分かれることとなる。グループAに登場したバンドーンは2番手通過で順当にデュエル進出を果たしたものの、グループBのエバンスはタイムが上がらず7番手。ここで敗退となり、グリッド7列目が確定した。エバンスにとっては、ここから追い上げて優勝することがタイトルへの最低条件であり、逆転は極めて厳しくなった。

 グループ予選を終え、8名がトーナメント形式のデュエルに進出。準々決勝の結果から、エドアルド・モルタラ(ベンチュリ)、バンドーン、ジェイク・デニス(アンドレッティ)、ダ・コスタの4名が生き残った。

 準決勝ではモルタラがバンドーンを、そしてダ・コスタがデニスを下し、それぞれポールポジションを決するデュエル決勝に駒を進めた。モルタラとダ・コスタによる最終決戦は、ダ・コスタが0.264秒差でポールポジションを獲得。今季2度目のポールとなった。

 タイトルを争うバンドーンは4番グリッド、エバンスは13番グリッドからのスタート。バンドーンは7位以内でフィニッシュすれば、エバンスの結果に関係なくタイトルを獲得できる。なお、アントニオ・ジョビナッツィ(ドラゴン/ペンスキー)の代役として急遽の出場となったサッシャ・フェネストラズは21番グリッドからスタートする。

 
 
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