フォーミュラE東京E-Prix、2026年は初夏開催も大きな変化ナシ。東京都も将来的なナイトレース実施に興味?
フォーミュラEの2025-26年シーズンのカレンダーが公開され、東京E-Prixは5月から7月に開催時期がずれ込むこととなった。しかし、それ以外の変更点は少ないようだ。
Oliver Rowland, Nissan Formula E Team
写真:: Joe Portlock / Motorsport Images
フォーミュラEは6月10日(火)に来季2025-26シーズン(シーズン12)の暫定カレンダーを発表し、日本・東京E-Prixは7月25日(土)、7月26日(日)にダブルヘッダー形式で開催されることとなった。
3年目の東京E-Prixは初年度の4月開催、2年目の5月開催から初夏に移ることとなったが、コースやフォーマットなどに大きな変化はなく、これまで通り東京ビッグサイト周辺の公道を使用することとなるようだ。
「日本はフォーミュラEを代表するレースのひとつであり、我々や我々のパートナーのお気に入りだ。数週間前には、昨年と同様に4万人以上の観客が詰めかけた」
フォーミュラE共同設立者のひとりであり、チーフ・チャンピオンシップを務めるアルベルト・ロンゴはそう語った。
「東京の公道を封鎖する許可を得るために9年もの歳月を要した。初年度は1レースを開催し、今年は東京でダブルヘッダーに拡大した」
「特に小池(百合子)都知事はフォーミュラEに対して非常に情熱的で、開催と継続を可能にしてくれた。我々は東京都知事との関係を非常に誇りに思っている」
またロンゴは、2026年の東京E-Prixでは大きく手を加えることはないとしつつも、将来的に東京でナイトレースを開催する可能性を示唆。小池都知事も、フォーミュラEを通じて東京のナイトライフという側面を押し出していきたいと考えているようだ。
「再びダブルヘッダー開催になる。小池都知事は再び同じ週末に2レースを開催する許可を出してくれて、彼女のサポートを受けることができるのは素晴らしいことだと思う」
2026年の東京E-Prixに向けてロンゴはそう語った。
「来年のイベントに向けて、我々は現時点で調査を行なっているところだ。数週間前に開催したばかりだからね」
「そうした調査を通じて、2日間のレースでグランドスタンド増設を求めているのか、同じレベルをキープするのか、地元関係者とやり取りを行なうつもりだ。コース自体は素晴らしいと思うし、大きな変更はないだろう。多少の変化はあるかもしれないがね」
「コースはそのままで、イベントを調べて理想的な観客数などを今後決めていく。そして(将来的に)ナイトレースを行なうかどうか……来年に向けてこの3点にフォーカスしていく必要がある」
「そして、このイベントがどのようなものかを完全に決定するには、少なくともあと2、3ヵ月は必要だと思う。そして全ての関係者が、我々が来季提供するプロダクトに満足し携わってくれるようになった時点で、計画を凍結し、それから運営面での作業を開始することになる」
東京でのナイトレース開催という案に関しては、東京E-Prixを前にシリーズCEOのジェフ・ドッズも可能性を東京都と話し合っていることを明かしていた。ロンゴも現在は「可能性を探っている」段階としつつも、改めてナイトレース実現の意志を強調した。
ナイトレース実現について自信のほどを尋ねられたロンゴは、次のように答えた。
「非常に難しい質問だ。フォーミュラE次第という話ではないからね」
「フォーミュラEとしては、いくつかの理由により、ナイトレースが開催できれば非常に嬉しい。最も重要なのは、(東京がナイトレース開催となると)ヨーロッパの放送局にとってはより良い時間帯になるということだ。視聴者数という点では、非常に大きな影響が出ることは間違いない。もちろん、その地域で我々のレースが全て成功することを願っているが、それだけでなく国際放送も成功して欲しい」
「また小池都知事は、東京に夜の雰囲気を取り戻したいと我々に教えてくれた。東京は70年代から90年代にかけて、ネオン街や眠らない街として知られていた。彼女はそこに東京を戻したいと考えている」
「ナイトレース開催には双方の面に意図があるが、許可を得る上で時間がかかるのは毎違いない。サーキットを照明で照らすために、電気インフラを設置するためにより多くの公道(封鎖)が必要になるだろう」
「我々は常にプロフェッショナルなやり方で実施したいと常々思っており、開催地域を常にリスペクトしている。最終的な決定権を持っているのは小池都知事で、彼女がナイトレースを求めたら、我々は間違いなくそうする」
「シーズン12に実現するかと訊かれたら、それは時期尚早だ。しかし、我々はナイトレース開催に向けてオープンな話し合いをしている」
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