ベルリンePrix予選:アプト、シーズン1以来のPP獲得。ベルニュ3位
フォーミュラE第9戦ベルリンePrixの予選が行われ、アウディ・スポート・アプト・シェフラーのダニエル・アプトがポールポジションを獲得した。

フォーミュラE第9戦ベルリンePrixの予選が行われ、アウディ・スポート・アプト・シェフラーのダニエル・アプトがポールポジションを獲得した。
ベルリンePrixの舞台は、テンペルホーフ空港の跡地。ここに特設された1周2.375kmのコースである。
まず行われた予選グループ1では、まずダニエル・アプト(アウディ・スポート・アプト・シェフラー)がトップタイム。2番手にはオリバー・ターベイ(NIO)が入った。アンドレ・ロッテラー(テチータ)はセクター1こそ速かったものの、セクター2でウォールに接触するミスがあり、グループ最下位に沈んだ。
グループ2で最速だったのは、DSヴァージンのアレックス・リン。総合の3番手だった。リンはセクター1でアプトのペースを上回っていたものの、その後のセクターで遅れをとった。
グループ3にはランキング下位5台が登場。今回から参戦のステファン・サラザン(アンドレッティ)と、トム・ディルマン(ヴェンチュリ)も走行を行った。
このグループで最速だったのはジェローム・ダンブロジオ(ドラゴン)で、総合2番手に飛び込んだ。ディルマンも初参戦ながら、この時点で7番手とまずまずの位置につけた。
グループ4にはランキング上位5人が出走。ここでまず速さを見せたのはランキング首位のジャン-エリック・ベルニュ(テチータ)で、総合首位に浮上する。しかしその直後にアタックを行ったルーカス・ディ・グラッシ(アウディ・スポート・アプト・シェフラー)が1分9秒620で、首位の座を奪う。
結果、ディ・グラッシ、ベルニュ、アプト、ダンブロジオ、ターベイの5人がスーパーポールセッションへの進出を決めた。フェリックス・ローゼンクヴィスト(マヒンドラ)は6番手、セバスチャン・ブエミ(ルノー・e.ダムス)が7番手、サム・バード(DSヴァージン)は10番手となった。
続いて行われたスーパーポールセッションでトップタイムを記録したのはアプト。アプトは自身の予選アタックタイムも更新し、1分9秒472を記録。自身2度目、シーズン1以来のポールポジションを獲得した。2番手にはターベイ、3番手にはベルニュ、4番手にはダンブロジオが入った。予選首位だったディ・グラッシはミスもあり、なんとスーパーポールセッションで最下位、5番グリッドからのスタートとなった。
この後、決勝レースは現地時間の18時4分(日本時間25時4分)にスタートする。
→フォーミュラE第9戦ベルリンePrixスーパーポールセッション結果
この記事について
シリーズ | フォーミュラE |
イベント | ベルリンePrix |
サブイベント | 土曜日 予選 |
ロケーション | ベルリン・テンペルホフ空港 |