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フォーミュラEパリ決勝:信じられないような大乱戦をフラインスが制す

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フォーミュラEパリ決勝:信じられないような大乱戦をフラインスが制す
執筆:
2019/04/27 15:16

大混乱のレースとなったフォーミュラEパリePrixの決勝で、ヴァージンのロビン・フラインスがフォーミュラE初優勝を果たした。

 フォーミュラEの第8戦パリePrixが行われ、信じられないような大混乱のレースを、ロビン・フラインス(ヴァージン)が制した。

 今年のパリePrixは、決勝前から波乱含みとなった。まずフリー走行は雨天に見舞われ、クラッシュが続出する展開。その後に行われた予選では、マヒンドラのパスカル・ウェーレインがトップタイムを記録するも、タイヤ空気圧違反によりタイムを抹消され、チームメイトのジェローム・ダンブロジオと共に最後列に並ぶことになった。

 この結果、オリバー・ローランドがポールポジション、セバスチャン・ブエミが2番手と、日産・e.ダムスがフロントロウを独占。初優勝の期待が高まる状態で決勝レースを迎えた。

 決勝直前には雨が降ったが、それもすぐに上がり、スタート時にはほぼドライコンディション。しかしながら、セーフティカー先導でのレース開始となった。

 BMW i8が先導し、1周を走行。そのセーフティカーはすぐピットに戻り、レースが開始となった。

 ポールポジションスタートのローランドは、好ペースで飛ばしてブエミとのギャップを築いていく。しかしそのローランドは、1周目のターン10で痛恨のミス。ウォールに突き刺さってしまう。ローランドはコースに復帰できたものの、最後尾まで落ちてしまった。

 代わって先頭に立ったブエミは、2番手のロビン・フラインス(ヴァージン)を引き離していくことができない。フラインスは5周目にアタックモードを起動させようとするも、ミスがあり起動に失敗。その翌周にはなんとかアタックモードの起動に成功し、ブエミにプレッシャーをかける。これと時を同じくして、3番手を走行するフェリペ・マッサ(ベンチュリ)もアタックモードを起動した。

 先頭のブエミは7周目にアタックモードを起動。フラインスの攻撃を凌いでいく。ブエミとフラインスは接近戦を展開し、接触する場面もあった。この影響でフラインスのフロントウイングはグラつくような状況となったが、攻撃の手は緩めない。

 アンドレ・ロッテラー(DSテチータ)も8周目にアタックモードを起動させ、マキリミリアン・ギュンター(ドラゴン)を攻略。その直後にはマッサも抜いて3番手に上がった。

 11周目、ブエミのペースがガクリと落ち、フラインス、ロッテラーらに立て続けに抜かれてしまう。そしてブエミはピットイン。なんとかコースに戻ることはできたものの、大きく遅れてしまうことになる。

 そして13周目、コースには突然の降雨。路面を一瞬にして濡らした。そして雨は急激に強まり、ゲリラ豪雨のような状況となった。この状況を危険と判断し、フルコース・イエロー・コーション(FCY)が宣言される。

 17周目の途中からFCYが解除。しかし後方では大混乱となり、トム・ディルマン(NIO)がウォールに激突してリタイアしてしまう。またアレックス・リン(ジャガー)も接触があったか、フロントウイングを失ってピットインした。

 また19周目には、サム・バード(ヴァージン)やローランド、アレクサンダー・シムス(BMWアンドレッティ)などが絡む多重クラッシュが発生。シムスは激しくウォールに激突し、ここでレースを諦めた。この事故によりこのレース2度目のFCYが宣言された。このタイミングで、ストフェル・バンドーン(HWA)もレースをリタイアしている。

 この頃から雨が上がり、上空は明るくなり始める。実に気まぐれな天候である。

 22周目にFCYが再び解除。中団グループの激しい争いの中、マッサはスピンを喫するなどしてポジションを大きく下げてしまった。またFCYのタイミングで、先頭のフラインスが2番手ロッテラーに対して5秒近い差を築いた。

 25周目にも大混乱。リンとエドアルド・モルタラ(ベンチュリ)がクラッシュし、モルタラがリンのマシンの下に潜り込むような状態になってしまう。またマッサもオリバー・ターベイ(NIO)に追突され、スピンしながらオーバーランしてしまうことになった。

 これらの事故の結果、このレース3回目のFCYが宣言。さらにセーフティカーが出動することとなった。さらに、雨が再び強まり始める。

 30周目からレース再開。ジェローム・ダンブロジオ(マヒンドラ)がウォールに突き刺さってしまい、さらにホセ・マリア・ロペス(ドラゴン)がこれにリヤから突っ込む……これでまたもレースはFCYとなった。

 レースは45分が経過し、FCYのまま最終ラップへ。残り半周という時点でFCYが解除されるも、フラインスが逃げ切り、トップチェッカーを受けた。フラインスは、フォーミュラE初優勝である。2位にはロッテラーが入り、前戦ローマePrixに続いて2戦連続での2位。フラインスはトップ10内でのファステストラップを記録し、獲得ポイントを81としてランキング首位に立った。ロッテラーも獲得ポイントを80ポイントまで伸ばして、ランキング2位となっている。

 3位にはダニエル・アプト、4位にはルーカス・ディ・グラッシと、アウディ勢が並んだ。ギュンターが5位、ジャン-エリック・ベルニュ(DSテチータ)が6位となった。アントニオ・フェリックス・ダ・コスタ(BMWアンドレッティ)は7位でフィニッシュしたが、ファンブーストの使用違反を疑われ、審議対象となっている。

→【リザルト】フォーミュラE第8戦パリePrix決勝結果

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この記事について

シリーズ フォーミュラE
イベント 第8戦パリePrix
執筆者 田中 健一