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フォーミュラEに新規参入チーム? 経営破綻フィスカーの関係者が計画立ち上げ

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フォーミュラEに新規参入チーム? 経営破綻フィスカーの関係者が計画立ち上げ
執筆:
2020/04/29 7:02

2013年に経営破綻したフィスカー・オートモーティブにも関わっていた電気自動車に関する投資家であるジャンフランコ・ピッツートが、チームを新たに結成し、2022年からフォーミュラEに参戦する計画を立ち上げたことを発表した。

 2011年にアメリカで発売されたプラグイン・ハイブリッドのスポーツカーであるフィスカー・カルマ。その第1号車がレオナルド・ディカプリオに納車されるなど、大きな注目を集めた。

 しかしこのクルマは発売当初から不具合が相次ぎ、製造された車両のほとんどがリコール対象に。これによりメーカーであるフィスカー・オートモーティブの経営に悪影響が及び、2013年末に経営破綻することとなった。

 このフィスカーにも関わっていた投資家のジャンフランコ・ピッツートは、フォーミュラEに参戦すると表明。2022年シーズンからの出走を目指すと語った。

「ジャーナリストのマッシミリアーノ・ゾッキは先週、文字通り私を挑発したのだ。『なぜフォーミュラEのチームをやらないのだ?』とね。おそらく彼は、私がそれに挑むほど十分に”狂っている”ことを知っているはずだ」

「別の電気自動車に注力している男である、IMECAR Elektronik(トルコに拠点を置くバッテリーパックの開発メーカー)のマーク・ランダーに連絡を取り、そしてその話を彼にする前に、私もそのことについて数日間考えねばならなかった」

「彼の答えは、『クレイジーなアイデアだが、いいね』ということだった」

「今では、2021年または2022年シーズンに参加することを目指し、フォーミュラEのプロジェクトを立ち上げた。それが可能かどうかは、どれだけ早くに資金を調達できるかによる」

「このプロジェクトへの参加やサポートに興味があるならば、遠慮なくご連絡いただきたい」

 ピッツートはこの声明を自身のSNS”LinkedIn”に投稿。そこには、マシンのカラーリング案を思われる画像が添付されていた。そのGen2マシンはノーズコーンにベントレーのエンブレムがつき、コンチネンタルGTのロードカーをモチーフとしたホイールデザインが組み合わされていた。さらに、ベントレーのパートナー時計メーカーであるブライトリングのステッカーも貼られていた。

 ただベントレーの広報担当者はmotorsport.comの取材に対し、そのフォーミュラEプロジェクトとは一切関係ないと語った。

 さらなる調査によれば、ピッツートが投稿したレンダリングは、motorsport.comの姉妹サイトであるMotor1に2018年に掲載された画像を改造したモノのようだ。

 このMotor1の記事は、大手の自動車メーカーがフォーミュラEに参戦したならば、どのようなデザインのマシンになるのか……というモノであり、アルファロメオやブガッティ、フェラーリ、ランボルギーニ、マクラーレンなどをのFEマシンデザインを”想像した”画像が添付されていた。

 またピッツートが投稿した画像のマシンにはピレリタイヤが履かされている。これもMotor1から流用されたモノのようだ。

 しかしフォーミュラEが2014年にスタートして以降、ミシュランが常に単独でタイヤサプライヤーを務めてきた。そして2022年まで、タイヤの独占供給権を有している。

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この記事について

シリーズ フォーミュラE
執筆者 Matt Kew