フォーミュラE

ダ・コスタのFEミサノ優勝剥奪が正式決定。レース後車検の失格を控訴裁判所が支持

FIA国際控訴裁判所は、フォーミュラE第6戦ミサノでトップチェッカーを受けたアントニオ・フェリックス・ダ・コスタ失格の裁定を支持した。

Stefan Mackley

Stefan Mackley

公開日時: 2024/06/26 6:37

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

Race winner Antonio Felix da Costa, Porsche

Race winner Antonio Felix da Costa, Porsche

写真:: Andreas Beil

 フォーミュラE第6戦ミサノE-Prixでトップチェッカーを受けながら、レース後の車検で失格となったアントニオ・フェリックス・ダ・コスタ。所属チームであるポルシェはこの裁定に不服申し立てを行なったが、FIA国際控訴裁判所(ICA)はスチュワードの決定を支持した。

 4月にミサノを初めて訪れたフォーミュラE。ダブルヘッダーの1戦目となる第6戦では、ダ・コスタが接戦を制してシーズン初優勝を挙げた。

 しかしレース後、ダ・コスタのマシンのスロットルダンパーのセッティングが不適格であることが判明し、勝利が剥奪された。

 この処分の直後、ポルシェは異議申し立てを行なう意向を表明。6月7日にはICAで審理が行なわれた。

 ポルシェは、問題となったスロットルダンパーのスプリングは前世代マシンのGen2で使用されていたが、2022-23シーズンに新型マシンGen3が導入された際に、適合パーツが載せられた『Gen3 スパークカタログ』から特に強調されることなく削除されたモノだと説明した。

 法定文書によれば、ポルシェは「以前から問題のスプリングを使用していたものの、車検でそれを指摘されたことはなく、レース直前にマシンがカタログ全体に準拠しているかを確認することは不可能であり、問題のスプリングの使用は競技面でのアドバンテージを与えていなかった」とも主張している。

Antonio Felix da Costa, TAG Heuer Porsche Formula E Team, Porsche 99X Electric Gen3

Antonio Felix da Costa, TAG Heuer Porsche Formula E Team, Porsche 99X Electric Gen3

Photo by: Simon Galloway / Motorsport Images

 しかしICAは「技術規則を順守する義務と、順守しなかった結果発生する責任は、あくまでも競技者にある」と指摘した。

 また、ポルシェは過去1年半にわたって違法なパーツを使用していたにもかかわらず、2022-23年シーズン開幕後にFIAのテクニカルスタッフが問題となったスプリングをチェックし、その適合性を認めたという「いかなる証拠も提出していない」とICAは付け加えた。

 また競技面でのアドバンテージがなかったという主張に対しては、「国際競技規則第1.3.3条に従い、マシンが適用される技術規則に準拠していないことが判明したとしても、性能上の優位性が得られなかったと主張することの弁護にならない」と付け加えられている。

 ICAが異議申し立てを却下し、スチュワードの裁定を支持したことで、第6戦ミサノではダ・コスタが失格、日産のオリバー・ローランドの繰り上げ優勝が正式結果となった。

 ダ・コスタはミサノ以来、ベルリンと上海で2勝をマークしているが、ポイントリーダーのニック・キャシディ(ジャガー)とは83ポイント差でランキング7番手。ポルシェはチームランキングでジャガーに73ポイント差をつけられて2番手となっている。

 

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 リバティ・グローバルがフォーミュラEの経営権取得へ……規模拡大に絶好の契機。F1やMotoGPを傘下に収める、リバティ・メディアの関連会社

次の記事 レーシングドライバーの“本気”トレーニング、体験してみる? フォーミュラE戦うバード流の特別クラスがロンドンで開講

More from

Stefan Mackley



フォーミュラEに導入されたピットブースト、ドライバーたちの評価は? 市販電気自動車の急速充電にも活かせる夢の技術

フォーミュラE

フォーミュラE

ジェッダE-Prix:レース1

2025/02/16

フォーミュラEに導入されたピットブースト、ドライバーたちの評価は? 市販電気自動車の急速充電にも活かせる夢の技術



芸能人の皆さん、フォーミュラEに乗ってちょうだい。型破りなPR戦略を見せる理由をCEOに訊く「人気拡大にエンタメ化は重要」

フォーミュラE

フォーミュラE 2025/02/03

芸能人の皆さん、フォーミュラEに乗ってちょうだい。型破りなPR戦略を見せる理由をCEOに訊く「人気拡大にエンタメ化は重要」



ベッカム息子が! アグエロが! 世界のセレブリティがフォーミュラEマシンをドライブする驚きのイベントが始動……ファン拡大に繋げる狙い

フォーミュラE

フォーミュラE 2025/01/31

ベッカム息子が! アグエロが! 世界のセレブリティがフォーミュラEマシンをドライブする驚きのイベントが始動……ファン拡大に繋げる狙い

最新ニュース



これが“ヨーヨーレース”の功罪か。イタリアGPは各所で膠着状態が発生……その中で際立ったメルセデスとアントネッリの傑出度

F1

F1 F1

イタリアGP

10 時間前

これが“ヨーヨーレース”の功罪か。イタリアGPは各所で膠着状態が発生……その中で際立ったメルセデスとアントネッリの傑出度



キミ・ライコネンの息子ロビンがレッドブル育成入り! 11歳の”2代目アイスマン”に翼を授ける

F1

F1 F1

イタリアGP

11 時間前

キミ・ライコネンの息子ロビンがレッドブル育成入り! 11歳の”2代目アイスマン”に翼を授ける



VR46、モルビデリ後任にニッコロ・ブレガを2027年ライダーに起用。WSBKで2026年を支配する強者がMotoGPに転向

MotoGP

MGP MotoGP 11 時間前

VR46、モルビデリ後任にニッコロ・ブレガを2027年ライダーに起用。WSBKで2026年を支配する強者がMotoGPに転向



メルセデスはラッセルを優先するべきだった? モントーヤ主張「そうすれば良いバトルが見られたのに」

F1

F1 F1

イタリアGP

12 時間前

メルセデスはラッセルを優先するべきだった? モントーヤ主張「そうすれば良いバトルが見られたのに」

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録