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フォーミュラEプエブラePrixレース1:トップチェッカーのウェーレインまさかの失格。ディ・グラッシ優勝

フォーミュラEのブエブラePrixが行なわれ、トップでチェッカーを受けたパスカル・ウェーレイン(ポルシェ)は失格。アウディのルーカス・ディ・グラッシが優勝を手にすることになった。

Lucas Di Grassi, Audi Sport ABT Schaeffler, first position, celebrates on the podium

Andy Hone / Motorsport Images

 フォーミュラEの第8戦プエブラePrix(メキシコ)のレース1が行なわれ、アウディのルーカス・ディ・グラッシが優勝。チームメイトのレネ・ラストも2位に入り、アウディが1-2フィニッシュを果たした。トップでチェッカーフラッグを受けたポルシェのパスカル・ウェーレインは、レース後に失格処分となった。

 ウェーレインは初開催となったプエブラePrixをポールポジションからスタート。快適にレースをリードしていき、3.6秒のリードを保ってチェッカーフラッグを受けた。しかしその後、失格となることが決定した。

 この失格の理由は、チームがウェーレインのマシンに装着されたタイヤを申告しなかったため。その結果、ウェーレインとポルシェは今季初優勝を失うことになった。ただ、予選でのポールポジションは認められ、4ポイントを獲得している。

 代わりに勝利したのは、アウディのディ・グラッシ。彼は2019年のベルリンePrix以来の勝利となった。

 ラストはディ・グラッシから僅か0.497秒遅れの2位で、今季初の表彰台を手にした。このラストが2位に入ったことで、アウディが1-2フィニッシュを達成。ベンチュリのエドアルド・モルタラが3位に入った。

 ランキング首位のロビン・フラインス(ヴァージン)は16位に終わり痛恨の無得点。ランキング2番手のアントニオ・フェリックス・ダ・コスタ(テチータ)が6位に入ったことで、ポイント差は僅か2に縮まった。

 

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