フォーミュラEローマePrixをヨーロッパの熱波が襲う! 気温40度超えの予報で対策は必須?
フォーミュラEのドライバーとチームは、今週末にダブルヘッダーで開催されるローマePrixが酷暑に見舞われ、チャレンジングな週末になると予想している。
フォーミュラEは第13~14戦としてローマePrixを開催するが、ヨーロッパを襲っている熱波により、チームやドライバーにとって難しい週末になりそうだ。
現在、ヨーロッパの大部分は熱波に見舞われており、イタリアでは今後数日間、気温が42度を超えると予想されている。
これはフォーミュラEが過去にローマ市街地サーキットを訪れたときよりもかなり暑く、ドライバー、チーム、マシンが限界まで追い込まれることを意味する。
ポイントリーダーのジェイク・デニス(アンドレッティ)は、「ドライバーにとっても、バッテリーにとっても、チームにとっても厳しい戦いになるだろう」と語った。
「間違いなくマネジメントしなければならないだろう。しかし、このGen3マシンは暑さへの対応という点では非常に印象的で、それほど大きな問題になるとは言えない」
「Gen2マシンはこの暑さでは大惨事になっていただろうから、このような暑さにも問題なく対応できるバッテリーを製造したウイリアムズ(アドバンスド・エンジニアリング)を称賛したい」
フォーミュラEのマシンが最大のパフォーマンスを発揮するためには、バッテリーなどがオーバーヒートしないようにすることが重要であり、チームは様々な予防策を講じるだろう。
一方で、おそらく最大の課題となるのはハンコックタイヤのオーバーヒートになるとみられる。路面温度が高くなり、タイヤがオーバーヒートしてしまえば、グリップは著しく低下するはずだ。
日産のチーム代表であるトマソ・ヴォルペは、次のように語った。
「言うまでもなく、とても暑いよ。みんな苦しんでいるけど、ドライバーはもっとだ」
「明らかにグリップに影響が出る。タイヤマネジメントは常に重要だが、この暑さではこれまでのローマとは違ったマネジメントが必要だろう」
また水不足のため、ドライバーたちが身体を冷やすための氷水浴は禁止されていたが、フォーミュラEの広報担当者によると「チームとメディカルチームに相談した結果、このコンディションを考慮し、氷水浴が許可されることになった」という。
ジャガーのミッチ・エバンスは、こうした変更を前に氷風呂を楽しみにしていたとコメントした。
「今週末楽しみにしていたのは氷風呂だったんだけど、禁止になったらしいね。水不足か何かで禁止されたんだと思うけど最悪だ」
「言うまでもなく僕たちドライバーにとってタフだ。でも、チームやエンジニア、メカニック、関係者全員にとっても、1日の大半をあの暑さにさらされるのはつらいことだと思う」
「ドライビングの観点からは、誰にとっても同じだと思う。だから、それを甘んじて受け止め、対処するしかない」
なお、第13戦の予選では、ジャガーがフロントロウを独占。エバンスがポールポジションを獲得している。
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