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トップ走行中にまさかの失速。ローランド、痛恨の”スイッチ誤操作”

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トップ走行中にまさかの失速。ローランド、痛恨の”スイッチ誤操作”
執筆:
協力: Alex Kalinauckas
2019/03/13 6:18

日産・e.ダムスのオリバー・ローランドは、香港ePrixでトップ走行中にスピードリミッターを作動させてしまったと明かした。

 日産・e.ダムスのオリバー・ローランドは、フォーミュラE香港ePrix決勝でトップ走行中に謎の失速で順位を落としてしまったが、これはサム・バード(ヴァージン)から追突されたことで、誤ってスピードリミッターを作動させてしまったことが原因だったという。

 ローランドは雨絡みの予選をうまくまとめ、フォーミュラE参戦5戦目にしてフロントロウを獲得。決勝のスタートでは好ダッシュを見せ、トップに浮上した。

 するとレース開始3分足らずのところで、後方で多重クラッシュが発生し、レースは赤旗中断となった。この時点で、2番手には7番手スタートから猛然と追い上げていたバードがつけていた。

 リスタート後は、イケイケのバードに追われる展開となったローランド。しかし、ターン1のヘアピンのブレーキングでバードがタイヤをロックさせ、ターンインしたところでローランドのリヤに追突してしまった。

 この接触が、ローランドにとって痛恨となるミスを誘発したのだ。

「サムがコーナーの真ん中で僕のリヤに当たってきたんだ。それで僕はステアリングホイールを”ロスト”して、フルコースイエロー(FCY)用のボタンを押してしまった。時速50kmにスピードが制限されてしまって失速した」

 ローランドはそうmotorsport.comに語った。

「僕はピットレーンリミッターが原因だと思ったので、それを2回オンオフした。その後(FCY)ボタンを押すだけで問題は解決した。1000万回中、1回起きるかどうかのハプニングだ」

 ローランドはこの失速により、10番手までポジションダウン。その後は攻撃的なオーバーテイクを見せるなど挽回を目指していたが、レース残り5分半のところでトラブルによりマシンがストップし、リタイアとなった。

「その(失速の)後、僕はダニエル(アプト)や(ゲイリー)パフェットと少し接触した。それでマシンがダメージを受けたんだ」

「マシンが止まった時には、何かと接触した訳ではなかった。原因をチェックする必要がある」

 ローランドは、レースを台無しにする遠因となった接触について、バードを非難するつもりはないと付け加えた。

「サムが何か本当に間違ったことをしたとは思っていない。時には、それが起きることもある」

「みんな色々な接触について文句を言うけれど、それに慣れる必要があるんだ」

「時にはマシンを押されることもあるし、自分が押してしまうこともある。彼がしたことにペナルティは出されていないし、僕は接触について、彼に泣きつくつもりもない」

「これが僕のミスだとも考えていない。あの状況でできることは何もない。レース毎に良くなってきたので、僕は戦い続ける必要がある」

 なお、バードはレース終盤にアンドレ・ロッテラー(DSテチータ)とトップ争いを展開。しかしここでもロッテラーに追突し、ロッテラーのリヤタイヤをパンクさせてしまった。バードはトップでチェッカーを受けたものの、レース後にタイム加算ペナルティを受け6位に降格となっている。

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この記事について

シリーズ フォーミュラE
イベント 第5戦香港ePrix
ドライバー オリバー ローランド
チーム ダムス
執筆者 Tom Errington