フォーミュラE ミサノE-Prix レース2

ローランド、最終周の電欠はラップカウンターの誤作動が原因?「僕は作戦通りに走っていた」

日産のオリバー・ローランドは、フォーミュラE第7戦ミサノE-Prixで電欠に見舞われたのは、オンボード・ラップカウンターの技術的な問題が原因だったと語った。

Stefan Mackley

Stefan Mackley

編集: 2024/04/14 23:59

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

Oliver Rowland, Nissan Formula E Team, Nissan e-4ORCE 04

 日産のオリバー・ローランドは、フォーミュラE第7戦ミサノE-Prix決勝のファイナルラップに首位で突入したが、電欠に見舞われスローダウン。これはオンボード・ラップカウンターの技術的な問題が原因だったと主張した。

 第6戦を2番手で終え、アントニオ・フェリックス・ダ・コスタ(ポルシェ)の失格により繰り上がり優勝となったローランド。翌日の第7戦でもレースを通して上位をキープしていた。

 残り5周のところでトップに浮上したローランドは後続を引き離しにかかり、最終的に優勝したパスカル・ウェーレイン(ポルシェ)のみがそれを追った。

 ファイナルラップとなる26周目に入った時点で、ローランドのリードは1.3秒ほど。しかしローランドの後ろでスリップストリームを使いエネルギーマネジメントしていたウェーレインの方が、約2%多くバッテリーを残しているという状態だった。

 そしてそのバッテリー残量の違いが致命的な差となった。ローランドは残り半周のところで電欠となりスローダウン。チェッカーまでたどり着けず、17位(1周遅れの完走扱い)でレースを終えることになった。

Oliver Rowland, Nissan Formula E Team, Nissan e-4ORCE 04, Pascal Wehrlein, Porsche, Porsche 99X Electric Gen3, Jake Dennis, Andretti Global, Porsche 99X Electric Gen3

Oliver Rowland, Nissan Formula E Team, Nissan e-4ORCE 04, Pascal Wehrlein, Porsche, Porsche 99X Electric Gen3, Jake Dennis, Andretti Global, Porsche 99X Electric Gen3

写真: Sam Bagnall / Motorsport Images

 レース後、ローランドはラップカウンターに問題があったことが誤算の原因だったと語り、自身のエネルギー状況が厳しいということに、最後まで気付かなかったと明かした。

「自分がターン4に入ろうとしている時に、それ(ラップカウンター)が最終コーナーにいるはずだと示していた」

 そうローランドは説明する。

「(スタートの時に)誤ってカウントされないようにラップ・ゼロがあるはずなんだけど、どういうわけかスタートラインを通過した時にラップ・ゼロになってしまったんだ。それがミスにつながったんだと思う」

「コーナーでも速かった。僕は自分のターゲットに従い、作戦通りに走っていただけなんだ」

「こういうことは今まで一度もなかったし、今となってはシンプルなことだ。チェックすべきだったし、疑うべきだったかもしれない」

 前述したようにローランドはこの週末、2020年のベルリン以来となる勝利を手にした。4戦連続の表彰台獲得と安定した結果を残しポイントリーダーに浮上したものの、第7戦をノーポイントで終えたことにより9ポイントビハインドのランキング3番手でミサノを離れることになる。

「フラストレーションが溜まる。でも、もしこれが今季唯一勝利するチャンスだと感じていたら本当にがっかりしていただろうね。僕はまだまだチャンスがあると感じているんだ」

「ここまで獲得したポイントについてはポジティブだし、今後も良いはずだ」

「僕たちは圧倒的にアンダードッグ(不利)だから、楽しみながら、マシンを限界に近づけて、できる限りベストなレースをしていく」

「残念ながら、チャンピオンシップを勝ち取るためには、今日のようなことは許容できない。最大限の結果を残して、ポイントを積み上げなくちゃいけないんだ」

「僕たちはまだ若いチームだから、学ぶべきことがたくさんあるし、このようなミスも改善しなければならない。でも今年そのプロセスを経ていれば、来年同じミスはしないはずだ」

 

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

コメントを読んで投稿する

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 日産ローランド、"電欠"で逃げ切りならず。ポルシェのウェーレイン優勝|フォーミュラEミサノE-Prix

次の記事 ウェーレイン、土壇場まで戦略に確信持てず「ローランドが僕よりバッテリー少ないなんて信じられなかった」

Top Comments

コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?

View More & Comment

More from

Stefan Mackley



フォーミュラEに導入されたピットブースト、ドライバーたちの評価は? 市販電気自動車の急速充電にも活かせる夢の技術

フォーミュラE

フォーミュラE

ジェッダE-Prix:レース1

2025/02/16

フォーミュラEに導入されたピットブースト、ドライバーたちの評価は? 市販電気自動車の急速充電にも活かせる夢の技術



芸能人の皆さん、フォーミュラEに乗ってちょうだい。型破りなPR戦略を見せる理由をCEOに訊く「人気拡大にエンタメ化は重要」

フォーミュラE

フォーミュラE 2025/02/03

芸能人の皆さん、フォーミュラEに乗ってちょうだい。型破りなPR戦略を見せる理由をCEOに訊く「人気拡大にエンタメ化は重要」



ベッカム息子が! アグエロが! 世界のセレブリティがフォーミュラEマシンをドライブする驚きのイベントが始動……ファン拡大に繋げる狙い

フォーミュラE

フォーミュラE 2025/01/31

ベッカム息子が! アグエロが! 世界のセレブリティがフォーミュラEマシンをドライブする驚きのイベントが始動……ファン拡大に繋げる狙い

最新ニュース



本当に? ピット作業15年ぶり担当のスタッフも……それでも最速メルセデスの”精度”「チームのレベルの高さを示している」

F1

F1 F1

シンガポールGP

5 時間前

本当に? ピット作業15年ぶり担当のスタッフも……それでも最速メルセデスの”精度”「チームのレベルの高さを示している」



「ここではいつも速かった」マルティン、アプリリアで走るフィリップアイランドは初も自信ある?

MotoGP

MGP MotoGP

オーストラリアGP

5 時間前

「ここではいつも速かった」マルティン、アプリリアで走るフィリップアイランドは初も自信ある?



メルセデス、シンガポールでテストした新フロントウイングを再使用へ。2027年に向けて重要な役割に?

F1

F1 F1

アメリカGP

6 時間前

メルセデス、シンガポールでテストした新フロントウイングを再使用へ。2027年に向けて重要な役割に?



目指すはダブルウィンのフルポイント! マルケス、オーストラリアGPは攻めの姿勢

MotoGP

MGP MotoGP

オーストラリアGP

7 時間前

目指すはダブルウィンのフルポイント! マルケス、オーストラリアGPは攻めの姿勢

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録